男性が人里離れた林道をバイクで走っていると、道路脇に置いてあったダンボール箱から子猫が顔を出しているのが見えました。急いでバイクを止め、ダンボールを開けるとそこには6匹の子猫が入っていたのです。
しかし、男性はバイクだったため、子猫を持ち帰ることができません。急いで自宅まで車をとりにいこうと考えましたが、子猫達は男性の後を追ってダンボールから出てきてしまいました。
お腹を空かせた子猫達は、男性に出会えてとても嬉しかったのでしょう。
子猫は助けを求めるように、男性の足にしがみついてきたのです。
ダンボールの中には、生まれてからわずか数日しか経っていない子猫達が6匹入っていました。
男性は、自宅に車をとりにいくことを諦めて、自分が担いでいたショルダーバッグの中に子猫を入れて、持ち帰ることにしました。ギュウギュウ状態のため、長い間入れておくと子猫達の命にかかわります。そのため、男性は急いで自宅へ向かったのです。
そして、6匹の子猫達は無事に男性の自宅に着きました。
男性が水を容器に入れてあげると、子猫達は勢い良く飲み始めました。そして、男性が飼っている愛犬用のドッグフードを一生懸命に食べ始めたのです。
残念ながら一番衰弱していた子猫は亡くなってしまいました。しかし他の5匹は、男性の家や里親さんのところへ行き、今も元気に暮らしているそうです。
子猫達は誰も通ることのない林道に捨てられていました。男性がその日、この林道に来なかったら全ての子猫達が死んでいたことでしょう。お腹を空かせ、暗いダンボールの中から出ることができなかった子猫達は、どれほど辛かったことでしょう。
優しい男性が林道を通ってくれて本当に良かった。生き残った5匹は、亡くなった兄弟の分まで、里親さんの元で幸せに暮らしていって欲しいですね。
出典:youtube.com
This post was published on 2016/03/26