2匹の子猫『スノーレオパード』と『スノータイガー』は、オーストラリアのビクトリア州ランスフィールドにある動物保護区「エドガーズミッション」に保護されました。そこで、同じように親を失った子羊の『フィフィ』と出会ったのです。
2匹の子猫は保護区に来たときは人間を怖がり、人間と距離を置いていました。しかし、子羊のフィフィとはすぐに仲良くなったのです。その後、フィフィと人間が仲良くしている姿を見て、子猫達も人間との心の距離を縮めていきました。
2匹の子猫はフィフィのことをお姉さんのように思っているようで、フィフィの側から離れようとしません。
そんなフィフィには、2匹の子猫の気持ちを落ち着かせる力があります。人間が近づいたことで子猫達が興奮すると、すぐにフィフィが近づいてきて包み込んでくれるのです。すると、子猫達はとても幸せそうな顔になり、喉を鳴らし始めるのです。
子猫達とフィフィはいつもいっしょで離れることはありません。3匹の間には、猫や羊などの種族の違いは存在しないようです。これからも3匹は愛情を注ぎ合いながら、幸せに暮らしていくことでしょう。
This post was published on 2016/03/26