今から5年前のこと、『リース』という名前の茶トラ猫が、保護施設『オーファンズ・オブ・ザ・ストリーム』にやって来ました。そしてそれから間もなくして、リースは新しい家族の元に向かいました。そこで数年間幸せに暮らしていたリースでしたが、家族の状況の大きな変化によって保護施設に戻されることになりました。
長い年月を経て戻ってきたことは悲しい出来事になりかねませんでしたが、保護施設のスタッフ達は再びリースを迎えられて大喜びしました。スタッフ達はリースがどれだけ特別な存在かをとてもよく理解していて、2軒目の愛情溢れる家を見つけるために奔走し始めました。
リースはとっても個性的な性格で、スタッフ達は「リースは本当に楽しくて、風変わりで、愛らしい猫です」と言います。リースは好奇心が旺盛で、ちょっとおせっかいなところがあります。またリースは部屋にある全てのバッグの中に、自分のためのオヤツが隠されていると確信しているようでした。
リースの調査癖は施設内で伝説になっていました。リースは必ずハンドバッグやカバンの中身を確認し、常にコートのポケットを怪しんで、徹底的に調べる価値があると考えていました。
そして何かがカサカサと音を立てた瞬間、固い決意を持った探偵になって、執拗に調査を続けました。そんなリースが誰かの持ち物を物色していない時は、楽しそうに遊んだり、美味しいものを食べたり、ゆったりと体を伸ばしたりしながら、快適な生活を満喫していました。
さらにリースの歯もスタッフ達の中で有名でした。リースの口からは可愛い歯がニョキッと出ていて、とっても表情豊かなリースの顔はスタッフ全員を笑顔にしました。
またリースはいつも威厳のある不満げな表情をしていて、常にリースだけの独特の雰囲気をまとっていました。「リースは一見すると少し気難しいように見えますが、実はとっても優しくて愛情深い猫です。」
リースと少しでも一緒の時間を過ごしたことのある人なら誰でも真実を知っています。リースは注目されるのが大好きで、仲間を心から愛し、素晴らしい話し相手になってくれる素敵な猫です。ただそのちょっと不機嫌そうな顔によって、本来のリースとは正反対に見られることがあるのです。
スタッフ達はリースの物語りを広く伝えて、リースの好奇心旺盛な行動や個性的な顔を称え、不機嫌そうな表情の奥にある愛情を見抜いてくれる人が現れることを願っていました。
そしてリースの話があちこちに広まっている最中に、最高の出来事が起こりました。正式にリースの里親さんが決まったのです。
ある家族がその愛らしい顔と尽きることのない好奇心、そして純粋な心の持ち主であるリースの姿を見て、まさに自分達が求めていた猫だと確信しました。「家族は実際にリースの全てを見て、『やっぱり、この子が欲しい』と言ってくれました。」
結局、いつも苦情を申し立てていそうな表情のリースは、ありのままの姿で家族の心を掴みました。2度目の里親探しをしている間、スタッフ達はリースを温かく世話し、たくさんの愛情を注ぎ続け、ついにリースをふさわしい家に送り出すことができたのです。
今のリースには探索すべき新しい家があり、どんなイタズラでも許してくれる新しい家族がいます。
こうして保護施設に戻ってきたリースは、最高の家族に出会うことができました。これからもリースは家の中で可愛いハプニングを巻き起こしながら、迎えてくれた家族のことをいつまでも喜ばせ続けることでしょう(*´ω`*)
This post was published on 2026/09/14