ある日、橋の上にいた子猫に散歩中の男性が近づいてきました。男性に襲われると思った子猫はパニックに落ち入り、そのまま高い橋から飛び降りてしまったのです。その様子を目撃していた撮影者さんが、すぐに子猫の元へと駆けつけます。
「おうちへ帰ろう」という言葉に胸が熱くなりますね…
撮影者さんは、この後すぐに動物病院に子猫を連れて行きましたが、下半身は動かないままでした。そんな子猫に撮影者さんは『ネネ』と名付け、いっしょに暮らすことにしたのです。
保護して4日目。
元々、この家には『ウズ』という名前のメス猫が住んでいたのですが、最初の頃はネネのこと受け入れようとしませんでした。
保護して8日目。
ふたりは急速に接近し、ついにウズはネネを受け入れたのです。
そして、保護して10日目。
すっかりネネの母親代わりになったウズに奇跡が起こりました。なんと出産も経験したことのないウズから母乳が出始めたのです。
母性本能はすごいと改めて感じさせてくれます。
保護して2ヶ月後。
この2ヶ月間、病院に通院し続け、ネネの下半身は完全ではありませんが、生活には問題ないくらいまでに回復しました。
また自分足で歩けるようになって本当に良かった!
大変な時期を過ごしたネネですが、優しい飼い主さんとウズのおかげで、今ではとても楽しい毎日を送っています。これからもいっぱい甘えて、いっぱい遊んで幸せに暮らしていって欲しいですね♪
This post was published on 2016/03/08