草むらで骨と皮だけになっていた子猫を発見した女性。子猫の命をつなぎ、子猫が変わっていく姿を温かく見守る

ある日、サバンナさんが朝の散歩をしていると、自分の人生を永遠に変える出来事に遭遇しました。小さな痩せこけた子猫が茂みの中から現れて、サバンナさんの足元までやって来たのです。子猫がどこから来たのかは全く分かりませんでしたが、サバンナさんは子猫をそのままにしておくことができませんでした。

出典:saviiirose

後に『ギズモ』と名付けられた子猫はとても苦しそうにしていたため、サバンナさんはギズモを救い上げて、急いで動物病院に向かいました。ギズモは目の感染症と寄生虫に苦しんでいて、重度の栄養失調に陥っていました。また毛がかなり抜け落ちていて、骨が分かるほどに痩せ細っていました。

サバンナさんはギズモを家に連れて帰ると、バスタブの中に猫用のベッドを用意して寝かせました。ギズモは非常に小さかったため、サバンナさんは無事に成長することができるか心配していました。

しかし、ギズモは非常に高い回復力を持っていました。ギズモはサバンナさんの看護で日に日に回復していき、ギズモの人生はこれまでとは全く違うものになったのです。

「私はあの日、散歩の途中で大切な存在に出会うことになるとは思ってもいませんでした」とサバンナさんが言いました。

それから1年が経ち、ギズモの全身の毛はすっかり生え揃いました。ギズモはツヤのある黒猫になっていて、茂みの中で発見された時とは全くの別猫へと生まれ変わりました。今のギズモはサバンナさんの家族の一員として、毎日たくさんの愛情を受け取っていて、いつも幸せに満ち溢れているのです。

「今のギズモはとっても健康で元気な猫です」とサバンナさんが嬉しそうに話してくれました。

This post was published on 2025/10/12