ある日、『トフィー』という名前の子羊がいつもと様子が違っていたため、飼い主の男性が注意深く見守っていました。そして数時間後、男性はトフィーを家の中に連れて行くのが最善だと判断しました。家の中に入れば暖炉のそばで体を温めることができ、より注意深く観察することができるからです。
しかし、男性はこの後に起こることを全く想像していませんでした。
トフィーが家に入るとすぐに1匹の猫が駆け寄ってきました。ツヤツヤの毛並みと優しい目をした猫は、すぐにトフィーのそばで寝転がって、一緒に暖炉の暖かさに浸り始めました。どうやら猫はトフィーの具合が悪いことを察知したようで、自らトフィーの世話をすることに決めたようです。
暖炉の前で横になっていたトフィーは、猫の存在に安らぎを感じました。ふたりはこれまでにほんの少しだけしか会ったことがなかったにもかかわらず、瞬く間に固い絆で結ばれて、男性のことを驚かせました。
男性は猫が優しい性格だと知っていましたが、トフィーとこれほど深くつながることになるとは思ってもいませんでした。猫はそれから2日間、トフィーのそばを離れようとはしませんでした。猫は小さな前足をトフィーのひづめの上に置いて、「大丈夫だよ。気分が良くなるまで一緒にいるよ」と静かに伝えていました。
ふたりが一緒に過ごす様子はこちら。
男性が獣医さんに連絡をすると、もし翌日も体調が優れない場合は連れてくるように言われました。そして翌朝を迎えると、トフィーは猫のそばで元気を取り戻していて、たくさんのご飯を食べて体調がかなり良くなったことを示しました。
やがてトフィーが納屋に戻る時間が来ましたが、トフィーは辛い時期に猫が優しく見守ってくれたことを決して忘れませんでした。そんな強い絆で結ばれたふたりの姿を見ながら、男性はこれからもふたりが一緒に過ごす時間を作っていくことに決めたそうです(*´ェ`*)
This post was published on 2025/08/25