昨年末、フロリダ州に住んでいるキャロラインさんが、自宅があるアパートの外をウロウロしている猫の姿を発見しました。それから毎日猫の姿を目にするようになったキャロラインさんは、猫のことがとても心配になりました。
キャロラインさんは近所に住んでいる誰かが猫を外に置き去りにしたのではないかと疑いました。猫は毎日、誰かが家の中に入れてくれるのを玄関先で待っていました。
「猫は玄関の前に座って、家に入れてくれるのを待っていました」とキャロラインさんが言いました。
キャロラインさんは猫の様子を見守りながら、自分が介入すべきか悩んでいました。しかし、バレンタインデーにキャロラインさんは心痛む光景を目撃しました。猫は子猫達を出産したばかりの状態で、6匹の子猫達と一緒にある家の玄関先で丸くなっていたのです。
その光景を目にしたキャロラインさんは、自分が行動を起こさなければならないと強く感じました。キャロラインさんは猫が留まっていた家の住人に猫の親子を引き取ることができるかを尋ねた後、親子全員を抱え上げて自宅に連れて帰りました。
それから数週間の間、キャロラインさんは『ロージー』と名付けた母猫ができる限り快適に過ごせ、栄養を十分にとれるようにすることに専念しました。そのおかげでロージーは子猫達に全ての愛情を注ぐことができました。
最初の頃のロージーは新しい環境に怯えていましたが、ようやく自分が安全で、世話をしてもらえていることに気づくと気持ちが一変しました。
「ロージーはまるでスイッチを入れたかのように、私が今までに会った中で最も甘い猫になりました」とキャロラインさんが言いました。
キャロラインさんは6匹の子猫達に『レオ』、『フリン』、『コーダ』、『ルナ』、『フォレスト』、『デリラ』と名付けました。子猫達は確実に成長を続けて生後12週になり、キャロラインさんが保護した時よりも随分と大きくなって、さらに活発になりました。子猫達はみんな元気いっぱいで、いつも走り回ったり、一緒に遊んだりしているそうです。
「猫の親子はゆっくりと私の家を占領していきました。」
キャロラインさんは子猫達が母親や兄弟と一緒に成長していくのを見るのが好きで、7匹の親子と一緒に暮らせることに大きな喜びを感じています。
「ロージーはとても子猫達のことを大切にしていて、親子全員が素敵な関係を築いています。」
キャロラインさんはロージーと子猫達を迎える前からずっと猫を飼いたいと思っていて、ちょうど良い機会が訪れるのを待っていました。ところがあっという間に猫が0匹から7匹に増えたため、もうこれ以上望むことは何も無いそうです。
「間違いなく私の人生は大きく変わりました」とキャサリンさんが嬉しそうに話してくれました(*´ｪ｀*)
This post was published on 2025/05/16