ある日、フィリピンに住むアンディーさん夫婦が、自動車修理工場の脇で倒れている子猫の姿を発見しました。夫婦は子猫が全く動かなかったため、最初は死んでいると思ったそうですが、子猫のそばに行ってみると小さな足が僅かに動きました。
子猫が助けを必要としていることは明らかでした。子猫はその小さな身体で、自分の運命と必死に戦っていたのです。
子猫は埃まみれになっていて、右目が開かなくなっていました。夫婦は衰弱した子猫を抱え上げると、地元の動物病院へと急ぎました。
「獣医さんは子猫の身体を綺麗にして、目薬をさし、ミルクを飲ませました。その後、私達は子猫を自宅に連れて帰って3時間おきにミルクを飲ませました。すると3日後には彼の美しい目が開きました。」
夫婦は元気を取り戻した子猫に『オールデン』と名付けました。オールデンは家の中を冒険するようになって、お腹が空くと大きな声でミルクを要求してきました。
そして保護から2週間後。
少し成長したオールデンは、ひとりでウェットフードが食べられるようになりました。
オールデンの目は大きくなって、耳もしっかりと立ち上がってきました。
夫婦のおかげですっかり人間好きになったオールデンは、いつも夫婦の手を幸せそうに抱きしめているそうです♪
そして保護から3週間後。
お腹をふっくらとさせたオールデンは、とっても甘えん坊な子猫へと成長しました。「オールデンは毎日たくさんのご飯を食べて、日に日に活発になってきています。私達は彼と出会えたことに心から感謝しています。」
夫婦の元にたくさんの喜びを運び続けるオールデンは、暖かい家の中で毎日を楽しく過ごしているのです。
こうして道路脇で動けなくなっていたオールデンは、偶然通りかかった夫婦のおかげで元気を取り戻すことができました。これからもオールデンは大好きな夫婦にたっぷりと甘えながら、いつまでも幸せいっぱいの毎日を送っていくことでしょう(*´ω`*)
This post was published on 2025/01/31