ある日、アレックスという名前の女性が、家の近所をあてもなく彷徨い歩く12歳の老猫の姿を発見しました。アレックスさんはすぐに猫を助けなければと強く感じ、しばらくして猫の悲劇的な状況を知りました。
「私は1週間、猫のご飯の世話を続け、近所の住人が引っ越した際に彼を置いていったことを知りました。彼は野外で上手くやっていくことができなかったため、私は彼を家に連れて帰ることに決めました」とアレックスさんが言いました。
アレックスさんは猫の以前の飼い主を探してもらうために動物病院に向かいました。そして獣医さんがマイクロチップの情報で前の飼い主に連絡をすると、残念ながら飼い主が故意に猫を置いていったことが分かったのです。
この時すでに猫に愛着が湧いていたアレックスさんは、猫を家族の一員として迎えることに決めて、愛情を込めて猫に『レッド』と名付けました。そしてアレックスさんはレッドを迎える決意をソーシャルメディア上で共有し、「レッド、新しい家にようこそ!」と書き込みました。
するとその投稿に対して、多くの人達がレッドが置き去りにされたことへの悲しみや憤りを書き込みましたが、アレックスさんの優しさを称賛するコメントもたくさんありました。
ある人は「10年以上も飼われていたのに、野外に放って置かれた猫の気持ちを想像してみてください。世の中には無情な人もいますが、あなたのように手を差し伸べてくれる天使のような人もいます。レッドがあなたのような人に出会えたことはとても幸運なことでした!」
また他の人は、「この美しい子に安全な家を与えてくれてありがとう。彼のこれからが全て上手くいくことを願っています」とコメントしました。
アレックスさんの家で暮らし始めたレッドは最初は新しい環境に戸惑っていましたが、日に日に順応してきているそうです。「レッドは一日の多くの時間を眠って過ごしています。起きている時の彼は凄く愛情に溢れていて、面白い姿をたくさん見せてくれています」とアレックスさんが書き込みました。
またアレックスさんはレッドが獣医さんの診察を受けていて、先住猫達と少しずつ仲良くなってきていることも共有しました。
レッドの前の飼い主がレッドを残していったのはとても悲しいことですが、レッドは老後を過ごすのにふさわしい愛情深い人に出会えました。これからもレッドは優しいアレックスさんの愛情を全身で吸収しながら、安全な家の中で穏やかな毎日を送っていくことでしょう。
出典:alexet525/iheartcats
This post was published on 2024/10/06