ある寒い日のこと、生後6ヶ月の子猫がニューヨークのコニーランドの街中で警察官の腕の中に飛び込んできました。警察官はすぐに「この子には暖かい家が必要だ」と感じました。
警察官に飛びついた子猫は、僅か数秒でうっとりし始めました。その姿に完全に一目惚れした警察官は、子猫を保護施設に届けることができなくなってしまいました。さらに子猫に出会った他の警察官達も次々ととりこになっていきました。そこで警察官達はある計画を実行することに決めたのです。
警察官達は上司のテイラー副署長のところに行って、みんなの士気を高めるために子猫が必要だと強く訴えました。
「彼らは私が動物好きだということを知っていて、私のところに来たのは明らかでした。そして私はすぐに子猫に恋をしました」とテイラー副署長が言いました。
無事に子猫を飼う許可をもらった警察官達は、子猫に『マーティン』と名付けました。この名前は、子猫の必要性を熱心に訴えたマーティン巡査の名前から取ったそうです。
ふわふわのマーティンは署内で働く人達をいつも元気づけています。特に忙しい人達にはマーティンの存在が心の支えになっていて、自然と笑顔になるそうです。
テイラー副署長はマーティンの採用を許可する時に、「トイレの世話をしっかりすること」という条件をつけました。もちろん署員達は率先してマーティンの世話をしているそうです。
そのお返しにマーティンは毎日署内をパトロールしながら署員達を厳しく監督し、たくさんのハグを与えているそうです♪
署員達はお昼寝好きの『マーティン監督』のために、いくつかのバスケットを設置して、3つの食事場所を作りました。もちろん猫のオモチャも完備しています。
マーティンは署内を完全に支配していますが、特にテイラー副署長の部屋はお気に入りの場所だそうです。毎朝、マーティンはテイラー副署長の部屋の前で待っていて、ドアが開くとすぐに中に入って椅子に座るそうです♪
マーティンはとても優しい性格の持ち主で、誰かが困っている時には『猫の手』を貸すために近づいてきます。
「私はマーティンの親しみやすいところが好きです。彼はまるで犬のようで、挨拶をするとすぐに向かってきます。私はどうしても彼が猫だとは思えません」と署員のラジワニさんが言いました。
毎日、マーティンに会うのを楽しみにしているテイラー副署長は、「マーティンは至るところを走り回っています。署内にいる誰もが彼のことを愛しています」と嬉しそうに話してくれました。
こうして街中で警察官に飛びついたマーティンは、あっという間に警察官達の心をとりこにして、警察署を完全に支配しました。これからもマーティンは我が物顔で署内を歩き回りながら、みんなの士気を高めていくことでしょう♪
出典:NYPD60Pct/lovemeow
This post was published on 2024/10/14