サウスカロライナ州ビューフォート郡に住む、ロバート・ジェシーさんとその家族がボートで移動していると、岸壁にしがみついている生き物の姿を発見しました。心配した家族がボートを近づけると、その生き物が子猫だと分かったのです!
子猫は岸壁に自生する牡蠣にしがみつきながら、必死に海に落ちないようにしていました。しかし、垂直の壁を登ることができなくて、どうすることもできなくなっていました。
子猫は身体が震えていて、とても怖がっていました。そんな子猫にロバートさんがボートを近づけると、助けを求めて声を上げました。
「私達は子猫が嵐の日に橋の排水管に流されて、そのまま海に落ちたのではないかと考えています。同じ日の朝に橋の上で別の子猫が見つかったそうです」とロバートさんが言いました。
こちらは家族が子猫を発見した時の様子です。(動画)
家族に救助された子猫は、地元の動物病院で血液検査とレントゲン撮影をしてもらいました。幸いなことに子猫はいくつかのかすり傷だけで、命に別状はなかったそうです。
家族はそのまま子猫を家に迎えて『マクティア』と名付けました。ありがたいことにマクティアにかかった治療費と避妊手術代は、全てビューフォート郡が支払ってくれたそうです。
家族と一緒に帰宅したマクティアはさっそくお風呂に入って、たくさんのご飯と水でお腹を満たしました。安全な場所に安心したマクティアは、助けてくれたことに感謝しているかのように、家族にピッタリとくっついて喉を鳴らし始めたそうです。
「マクティアは愛情深い子猫で、とても可愛くて、エネルギーに溢れています。」
マクティアは新しい家でお気に入りの昼寝場所を見つけました。「マクティアは息子の肩に登って、そのまま幸せそうに昼寝を始めました。」
マクティアはこの家に住む11歳の猫の『トビー』とも対面しました。トビーはマクティアに会うとすぐに、愛情たっぷりに毛づくろいを始めたそうです♪
そして、2週間後。
マクティアはあっという間に成長しました!
「マクティアは伝えたことがたくさんあるようで、いつも可愛い声で話しかけてきます。そして私達が彼を撫でると、幸せそうに喉を鳴らし始めます。」
「彼は肩や胸に登るのが大好きで、いつも誰かの上に乗っています。また彼はとっても社交的な性格で、家に来たお客さんに必ず挨拶しにやって来ます。彼は人間のことをとても愛しているようです。」
そんな人間好きのマクティアは、毎朝7時になると目覚まし時計に変身します。家族は毎朝マクティアの声に癒されながら目を覚ましているそうです♪
午前7時のマクティアの様子はこちら。(動画)
あの時、偶然家族がボートで通りかかっていなかったら、この愛らしい姿を見ることはできなかったかもしれません。マクティアが助かって本当に良かった…。大変な時期を乗り越えたマクティアは、これからも優しい家族にたっぷりと甘えながら、幸せいっぱいの毎日を送っていくことでしょう(*´ω`*)
出典:robertgecy/lovemeow
This post was published on 2024/10/01