生後1日だった子猫の『エリ』は、母猫と離ればなれになっていたところを発見されました。エリのそばには兄弟の姿もありましたが、悲しいことに兄弟は既に亡くなっていて、エリだけが何とか命をつないでいる状態でした。
すぐに発見者によって保護されたエリは、地元の保護施設へと運ばれました。
その後、エリは養育ボランティアのシンディーさんの家で育てられることになりました。ちょうどこの時シンディーさんの家には、『マデリーン』という名前の母猫とその子供達が養育されていました。
マデリーンは独りぼっちのエリのことがとても気になったようで、自分の子供達と一緒に育て始めました。
エリはしばらく人工授乳で育てられたため、哺乳瓶からしかミルクを飲まなくなっていました。そのためエリはいつもマデリーンからではなく、シンディーさんからミルクを飲ませてもらっていました。
そして、毎回ミルクを飲み終えたエリは決まってマデリーンに寄り添って、幸せそうにお昼寝を始めました。その姿はまるで本当の親子のようです。
人工哺乳で育てられたエリは通常よりも小さな身体をしていますが、これから固形食を食べ始めると、徐々に母乳で育った子猫達に追いついていくそうです。
こちらはお腹をいっぱいに満たしたエリが、マデリーン親子の猫団子に参加する様子です。みんなとっても幸せそうですね(*´ェ`*)
そして自然とエリは、マデリーンお母さんのそばから離れられなくなりました。
どうやらエリはこの家で、たくさんの幸せに出会うことができたようです。
こちらはエリの散歩の様子です。エリがカメラをずっと追いかけてくる姿に思わず頬が緩んでしまいます(*´ェ`*)
こうして危険な状態で保護されたエリは、シンディーさんやマデリーンのおかげで無事に元気を取り戻すことができました。独りぼっちだったエリが新しいお母さんに出会えて本当に良かった。これからもエリは優しい家族に見守られながら、幸せな毎日を送っていくことでしょう。
出典:foster_kittens/lovemeow
This post was published on 2024/08/05