2度も保護施設に戻された猫。優しい家族との出会いで生涯の家を手に入れると、驚くほどの大きな音で喉を鳴らし続ける

猫の『トリブル』はこれまでに2度も保護施設に戻されました。1度目は飼い主さんが亡くなってしまい、誰も世話をすることができなかったため保護施設に戻されました。

その後、新しい家が見つかったトリブルでしたが、残念なことにこの家に住む4人の子供達からたくさんの嫌がらせを受けました。トリブルは乱暴な子供達から身を守るために、自然と攻撃的になっていきました。そのため子供達の母親によって、再び保護施設へと戻されました。

愛情に満ちた落ち着いた生活を強く望んでいたトリブルは、新しい家で自分の夢を叶えることができませんでした。

出典:Sho Ko

その後、保護施設で里親さんが現れるのを待っていたトリブルでしたが、しばらくするととても嬉しいことが起こりました。ある家族が保護施設を訪ねて来て、「ここにいる猫達の中で一番採用される可能性が低く、穏やかな生活を望んでいる猫を引き取りたい」と言ってきたのです。

その言葉を聞いたスタッフ全員がトリブルのことを頭に思い浮かべました。トリブルは年齢を重ねていたため引き取られるチャンスが僅かで、施設にいる猫達の中で最も甘い猫でした。

トリブルはとても穏やかで優しく、いつも施設に入った新しい動物達を温かく迎え入れて、慣れない環境に馴染ませるための手伝いをしてくれていました。

そんなトリブルのことをスタッフ達が家族に話すと、家族はすぐにトリブルを迎えることに決めました。

その後、新しい家で生活を始めたトリブルは、すぐにこの場所がとても居心地の良い場所だということに気づきました。するとトリブルは自然と大きな音でゴロゴロと喉を鳴らすようになったのです。

大音量で喉を鳴らすトリブルの様子はこちら。

こうしてずっと思い描いていた夢を実現させたトリブルは、いつも楽しい時間を過ごしています。トリブルは今までの分を取り戻すかのように大好きな家族にたくさん甘えながら、いつまでも幸せいっぱいに喉を鳴らし続けていくことでしょう。
出典:Sho Kolovemeow

This post was published on 2024/03/24