目に病をもつ子猫を保護。家に連れて帰ると、愛犬と愛猫が温かく迎え入れてくれた (9枚)

ある男性が自宅の近くを歩いていると、車の下から子猫の鳴き声が聞こえてきました。そして、車の下を覗き込むと、そこには目を開けることができない子猫がいたのです。

男性はすぐに子猫を家に連れて帰りました。そして、子猫の目を擦らないように、慎重に目をきれいにしてあげ、エリザベスカラーをつけてあげました。それから、シリンジでご飯を食べさせてあげると、子猫は初めて落ち着いた表情を見せたのです。

子猫を拾った男性と家族は、子猫に『スキント』という名前をつけて、いっしょに暮らすことにしました。

その後、愛犬のセレディにスキントを紹介したところ、愛情いっぱいに毛づくろいをし始めました。

そして、セレディはスキントが寂しくないようにと抱きかかえながら眠ったそうです。

続いて、愛猫のメイビーに会わせると、こちらもすぐに打ち解け、とても仲良くなりました。ふたりがいっしょにいる姿は、まるで「親方」と「見習い」のように見えるそうです。

飼い主さんは24時間体勢で食事の世話をしてきましたが、数日後には自分で食事ができるくらいに回復しました。しかし、スキントの右目は回復し正常に回復したのですが、左目は一向に治る気配がありませんでした。

それから数ヶ月度、左目の治療を続けてきたスキントでしたが、続発性緑内障を発症しており、眼球が広がり始めていたのです…

スキントの痛みをなくす方法は、眼球を取り除くことしかありませんでした。

手術を終えたスキント。
心配するセレディはずっとそばに寄り添います。

それから2週間後、手術の跡はほとんど回復しました。

今、スキントはとても元気に暮らしています。飼い主さんは、「看病で大変な時もあったけど、スキントの命を助けることができて本当に良かった」と話しているそうです。

左目を失ってしまったスキントですが、献身的に看病をしてくれた飼い主さんや心優しいセレディ、そして親方のメイビーに囲まれて楽しく暮らしています。

これからもみんなと一緒に、幸せな毎日を過ごしていって欲しいですね。

出典:imgur.com

This post was published on 2016/02/19