先月末、野外に置き去りにされていた独りぼっちの子猫が発見されました。子猫を見つけた女性はすぐに子猫を自宅に連れて帰ると、全身を綺麗にして、出来る限りの世話を行いました。
その後、子猫が自分の提供できる以上の世話を必要としていることが分かった女性は、地元の保護施設に助けを求めました。「子猫はとても幼く、生後2.5〜3週間くらいでした」と保護施設の養育ボランティアのタニアさんが言いました。
『ビクター』と名付けられた子猫には母親がいなかったため、養育主さんによる24時間体制の世話を必要としていました。動物病院で適切な治療を受けたビクターは、随分と安心することができたようで、丸くなって眠りに落ちていきました。
その後、タニアさんの家に足を踏み入れたビクターは、快適な環境に大きな喜びを感じました。ビクターは好奇心の赴くままに周囲の匂いを嗅ぎ始めて、目を輝かせながらタニアさんに寄り添ってきました。
「ビクターは色々なものにアゴを乗せるのが大好きで、オモチャなどにもよくアゴを乗せています。また彼は私の身体にアゴを乗せて、私の話を聞きながら目を閉じていることがよくあります。」
ビクターの身体は小さいですが、とても粘り強く、毎日一生懸命に手足を動かしながら部屋の中を冒険しています。そしてタニアさんからオモチャを奪うと、大興奮で身体をくねらせながら、喜びの猫キックを連発し始めるそうです。
「ビクターは遊ぶことが大好きなエネルギーの塊です。彼は一緒に遊ぶ子猫がいなくても、ぬいぐるみの友達と一緒に元気いっぱいに遊んでいます。彼の動きはいつも激しいですが、とっても愛情深い子猫です。」
ビクターはタニアさんに優しく世話をされながらすくすくと成長を続けています。ビクターはトイレの使い方を覚え、ご飯で膨らんだお腹をいつも誇らしげに見せびらかしているそうです。
ビクターには既に愛らしい個性が現れていて、いつも賑やかに過ごしています。ビクターは遊ぶこととイタズラすることが大好きで、常に全身からエネルギーが溢れ出しているのです。
そしていっぱい遊んで疲れると、ビクターはタニアさんの膝に寄り添いながら幸せそうにくつろぎ始めます。ビクターはまるで乾いたスポンジのように、自分に注がれた愛情を全て吸収しているそうです。
「ビクターは呼ぶとすぐに走ってきて、まるで子犬のように私の後をついてきます。彼は頭をマッサージされるのが大好きで、いつも目を閉じながら幸せそうに喉を鳴らしています。」
「ビクターは家に着いた瞬間から、自分が安全で愛されていることを知っていたように思います。彼は最初から私のことを信頼してくれて、優しさに満ち溢れていました」とタニアさんが嬉しそうに話してくれました。
ビクターはタニアさんと一緒に全ての瞬間を楽しんでいて、日に日に大きく、力強くなってきています。ビクターは相変わらず毎日夢中になって猫キックを繰り出していて、たくさんの愛情を吸収しながら元気いっぱいに成長し続けているのです。
出典:tania_b07/lovemeow
This post was published on 2023/10/07