ある日、保護施設『ミニ・キャット・タウン』のローラ・マローンさんが保健所を訪れた時、助けが必要な3匹の子猫に出会いました。「私が5匹の保護子猫を引き取りに保健所に向かうと、別の場所で保護された3匹の子猫達が施設に入ってきました」とローラさんが言いました。
ローラさんは引き取った5匹の子猫を自宅に連れて帰りましたが、他の養育ボランティアに引き取られる予定になっていた3匹の子猫のことが頭から離れませんでした。
そこでローラさんは1週間後に再び保健所を訪れると、そこにはまだ養育主を待っている3匹の子猫の姿があったのです。
ローラさんは子猫達が24時間体制の世話を必要としていたため、すぐに引き取ることを申し出ました。ローラさんは子猫達を迎え入れる準備が必要だったため、一晩だけ子猫達の世話を保護施設のスタッフのアナさんにお願いしました。
3匹の子猫達の中で『エンジェル』と名づけられたサビ猫は、非常に身体が小さく元気がなかったため、ローラさんはとても心配していました。エンジェルは悲しそうな顔をしていましたが、タオルで包まれると気持ちが落ち着いたようで、ご飯を食べる準備を整えました。
ローラさんはエンジェルにシリンジで栄養を与え、胃の治療を始めました。エンジェルはローラさんが用意してくれた快適なベッドに安心して、一日の多くの時間を寝て過ごしました。
その後、家族全員が協力して24時間体制の世話を行ったことで、エンジェルはすぐに元気を取り戻すことができました。
子猫達は日に日に大きくなっていて、力強くなってきています。子猫達は好奇心が旺盛になり、興味津々で身の回りの探索をするようになりました。
優しい家族のおかげですっかり人間好きになったエンジェルは、温かい膝に寄り添うことが大好きになりました。またエンジェルはご飯の後は毎回ベッドの中で幸せそうに転がって、小さな手足をパタパタさせながら、ナデナデアピールをしてくるようになりました。
エンジェルの身体はまだ兄弟よりも随分と小さいですが、いつか兄弟に追いつくことを決意していて、たくさんミルクを飲んで、元気に動き回りながら足腰を鍛えているそうです。
エンジェルは新しいオモチャやバスケット、ベビーサークルに付属していたアイテムに興味津々ですが、やっぱり一番好きなのは人間の膝の上で、空いている膝を見つけると、すぐに走り出すそうです。
「エンジェルはとっても甘えん坊で可愛い子猫です。彼女は兄弟の中で一番最初に私の膝に寄り添って、ナデナデを要求してきました。」
「アナさんも子猫達が元気に過ごしている姿を見て、とても喜んでいました。特に最初の頃のエンジェルは非常に弱々しかったため、元気に遊ぶエンジェルの姿に大きな幸せを感じているようでした」とローラさんが嬉しそうに話してくれました。
こうして優しい人達の力を借りて、エンジェルと兄弟は安全な家の中で健康な日々を送れるようになりました。子猫達はみんな人間のことが大好きで、毎日たくさんの愛情を感じながら、幸せいっぱいに過ごしているそうです(*´ω`*)
出典:fosterkittyfamily/lovemeow
This post was published on 2021/10/01