ある日、カナダのモントリオールで黒猫の子猫が地元の保護施設に運ばれてきました。子猫はまだ幼く、24時間体制の世話が必要だったため、スタッフは別の保護施設『シャトン・オルフラン・モントリオール』に助けを求めました。
その後、『ショービー』と名づけられた子猫は、養育主さんの元で元気を取り戻し、すくすくと成長し始めました。
ショービーは保護から数日で養育主さんの優しさを受け入れて、愛情を求めるようになりました。常にひとりになりたくなかったショービーは、いつも養育主さんに抱き締めてもらうまで、大きな声で鳴き続けていたそうです。
そんな中、保護施設に別の子猫が運ばれてきました。『クリケット』と名づけられた子猫は、ジョービーと同じように母親と離ればなれになっていたところを保護されました。
クリケットも哺乳瓶による食事が必要だったため、養育主さんの元で育てられることになりました。
別々の養育主さんの元で育てられた子猫達は、時間が経つに連れて大きく成長し、好奇心が増していきました。子猫達はお互いに性格がよく似ていて、常にひとりになりたくなくて、いつも養育主さんの後を追いかけていたそうです。
子猫達はほぼ同じ年齢で、友達を必要としていました。そこで施設のスタッフは子猫達を引き合わせて、お互いを受け入れるかどうかを確認することにしたのです。
その後、スタッフがショービーとクリケットを会わせてみると、ふたりは一瞬でお互いのことを受け入れました。そして、まるで兄弟のように一緒に遊び始めたのです。
「子猫達はお互いに優しく、フレンドリーな性格です。お話し好きのショービーが愛情を求めて鳴き始めると、すぐにクリケットがそばにやって来ます」とスタッフが言いました。
ショービーとクリケットはお互いを抱きしめるのが大好きで、いつも一緒に寄り添い合っています。そのため養育主さんはこれまでに、ふたりが別々の場所にいるところを見たことがないそうです。
子猫達は家の中でシンクを共有したり、洗濯バスケットの中を検査したりしています。
また子猫達はイタズラのパートナーで、色々な場所で可愛いトラブルを起こしているそうです。
こちらは洗面台を共有する子猫達の姿です。
もちろん子猫達は昼寝をする時も一緒です。子猫達はお互いが近くにいると安心するようで、いつも幸せそうな姿を見せてくれるそうです。
その後もすくすくと成長を続けた子猫達は、生後3ヶ月を迎えました。十分に成長した子猫達は、同じ里親さんの家に迎えられて、幸せな毎日を送っているそうです♪
こうしてお互いに独りぼっちだったショービーとクリケットは、保護先で運命の出会いを果たしました。
子猫達は同じ家に迎えられたため、すぐに新しい環境にも馴染むことができました。子猫達は相変わらずいつも一緒に寄り添いながら、大きな音で喉をゴロゴロと鳴らし続けているそうです(*´ω`*)
出典:Rescuechatonsmontreal/lovemeow
This post was published on 2021/03/11