2ヶ月前、保護施設『セービング・グレイス・レスキュー』に助けが必要な2匹の子猫についての連絡が入りました。
「子猫達はどちらも白癬(はくせん。カビによる感染症)を患っていて、約4週齢で私達の施設にやって来ました。私達はふたりを育てるために、養育ボランティアのジョイスさんに連絡をしました」と保護施設のアンバーさんが言いました。
その後、子猫達を迎え入れたジョイスさんは、ふたりに『ルーシー』と『ギンスバーグ』と名づけました。子猫達はすぐに新しい家に落ち着き、全ての要求に応えてくれるジョイスさんのことが大好きになりました。
子猫達は毎日白癬の治療をする必要がありましたが、いつも気分よく過ごしているそうです。「私達はふたりを健康な状態に戻すために、お風呂で全身を洗って、クリームを塗っています」とジョイスさんが言いました。
最初の頃のギンスバーグは、ほとんど体重が増えませんでした。ルーシーはそんなギンスバーグを元気づけるために、ずっとそばに寄り添い続け、全てのことを一緒に行いました。
子猫達はとても社交的で、何か伝えたいことがあると躊躇することなく鳴き始めました。またギンスバーグは会話をするのが好きで、いつもジョイスさんと色々な話をしているそうです。
そんな愛らしい子猫達は、保護された時からとても強い絆を共有していました。「ふたりはいつもお互いのことを守り合っています。そのため私がどちらか一方にミルクを飲ませていると、必ずもう一方が私の身体を這い上がってきます。」
それからしばらく病気と戦い続けた子猫達は、最適な治療のおかげでついに白癬を完治させることができました。現在の子猫達はいつも健康で丸いお腹を揺らしながら、エネルギーが続く限り遊び回っているそうです。
「ギンスバーグは甘えん坊で、愛情が必要な時はすぐに鳴き始めます。彼はよく仕事中の夫のところに行って、夫の前で喉を鳴らしながらハグを要求してきます。」
「ルーシーは怖いもの知らずで、新しいものを見つけるとすぐに確認しに向かいます。彼女は冒険が大好きで、ベビーサークルから何度も外に出ようとしていました。」
「ルーシーは最近、先住猫の『スキットルズ』に猛アタックを繰り返し、ついにスキットルズの心を勝ち取りました。」
また子猫達は別の先住猫の『ヘクトル』に、猫としての生き方を教わっているそうです。
「ふたりは本当に仲良しです。ふたりはお互いのことを愛していて、常にお互いのためにそこにいます」とジョイスさんが話してくれました。
こうして助けを求めていた子猫達は、病気を治して新しい人生を歩み始めました。完全に切り離すことのできない子猫達は、生涯の家に行ってからもお互いに愛情を注ぎ合いながら幸せな毎日を送っていくことでしょう(*´ω`*)
出典:kangaroothekitty/lovemeow
This post was published on 2020/11/17