ある日、男性が農場で仕事をしていると、どこからか子猫の叫び声が聞こえてきました。男性が音のする方に向かうと、茂みの中に小さな子猫の姿を発見したのです。
男性は母猫が帰って来るのを待ちましたが、いつまでも姿を現さなかったため、子猫を自宅へと連れて帰りました。そして、地元の『シャトン・オルフラン・モントリオール』のジェシカさんに、子猫を引き取ってもらえるかを尋ねました。
子猫は生後1日も経っておらず、とても弱々しい状態でした。男性から連絡を受けたジェシカさんは、子猫を引き取るために、すぐに男性の家へと向かいました。またジェシカさんはすぐに子猫にご飯を与えられるように、ミルクとシリンジを持って行きました。
幼い子猫は脱水状態に陥っていて、体重は僅か86gしかありませんでした。子猫はとても衰弱していましたが、ジェシカさんは子猫の命を決して諦めませんでした。
ジェシカさんは子猫に『ウッディ』と名づけました。
ジェシカさんが初めてミルクを近づけた時、ウッディはすぐにシリンジを掴んでミルクを飲み始めました。ウッディはとても食欲旺盛で、生きようとする強い意志を持っていました。
「私と保護施設の獣医は、昼夜問わず交代でウッディの看護を続けました」とジェシカさんは言いました。
そんな二人のおかげで1週間後にはウッディの体重は200gを超えました。ウッディは優しい2人にすぐに懐き、幸せそうに過ごし始めたそうです。
その後、目を開けたウッディは部屋の中を歩き始めました。「ウッディは日々成長していて、愛らしい姿で歩き始めました。彼は全身を包んでもらうのが好きで、ベッドの上を転げ回るのが大好きです。」
それから数週間が経ちましたが、今もウッディは養育主さんの家で元気いっぱいに過ごしているそうです。
「ウッディは奇跡の子です。彼は産まれた日に独りぼっちになりました。でも今の彼は確実に体重を増やしていて、日に日に強くなっています!」とジェシカさんは話してくれました。
こうして農場の片隅で鳴いていたウッディは、優しい男性に保護され、安全な暮らしを始めることができました。ウッディはこれからもたくさんの愛情を感じながら、幸せな毎日を送っていくことでしょう(*´ω`*)
出典:Rescuechatonsmontreal/lovemeow
This post was published on 2020/05/24