ある日、ロサンゼルスの路上から全身が汚れた1匹の猫が助け出され、地元の保護施設『ベストフレンズ・アニマルソサイエティー』へと連れて来られました。
施設に入った猫はスタッフのダイアン・バーバーさんに出会いました。ダイアンさんは猫の愛らしい頰に魅力を感じて、猫に『マック・チーク』と名づけました。そしてマック・チークのことを同僚のサマンサ・ベルさんに知らせました。
「ダイアンさんは私がマック・チークのような猫が好きなことを知っていました。私が彼のゲージに向かうと、彼は私に優しく鳴いて、ケージに頭を擦りつけてきました」とサマンサさんは言いました。
「マック・チークは私好みの顔をしているだけでなく、とても愛情深い猫です。」
サマンサさんがマック・チークのケージを開けると、すぐにマック・チークが飛び出してきて、腕の中へと入ってきました。そして挨拶のキスをすると、ピッタリと寄り添いながらくつろぎ始めました。
マック・チークは温かい腕に抱かれて、とっても満足そうな表情を見せてくれました。そして腕の中でくつろいだまま、サマンサさんの目を見つめてきて、ゆっくりとまばたきをし始めたのです。
「マック・チークは純粋な愛情を持った猫です! 彼はとてもフレンドリーで親しみやすく、愛情豊かで、お話し好きで、お茶目な性格です。彼はきっとこれから出会う家族の元に、幸せな毎日を届け続けることでしょう。」
マック・チークはすぐに施設での生活に慣れて、スタッフ全員と仲良くなりました。
「毎回ご飯の時間になると、マック・チークは自分が最初にご飯を食べたいと大きな声で伝えてきます。また彼は誰からもかまってもらえない時は、誰かがかまってくれるまで甘い声で話しかけてきます。」
マック・チークは人間の友達と一緒に過ごす時間が大好きで、いつもみんなからの愛情を確認しているそうです。
「マック・チークが二人のスタッフと一緒にいる場合、彼は二人の間を行ったり来たりしながら注意を引いてきます。彼の行動はとても愛らしく、私は一日中彼を見ていることができます。」
そして誰かがマック・チークにたくさんの愛情を注ぐと、マック・チークは嬉しくてハグやキスが止まらなくなるそうです♪
こうして少し前まで路上を彷徨い歩いていたマック・チークは、優しい人達のおかげで新しい人生を歩み始めることができました。その後、無事に生涯の家が決まったマック・チークは、新しい家族に抱っこされながら、幸せいっぱいの毎日を過ごしているそうです(*´ω`*)
出典:bestfriendsanimalsocietyLA/lovemeow
This post was published on 2020/03/12