飼い主さんに手放された大きなポッチャリ猫さん。少しずつ減量に励みながら、愛してくれる家族との出会いを夢見ています

ある日、丸々と太った8歳の猫『ウィルフォード』が保護施設にやって来ました。ウィルフォードは元の飼い主が世話をすることができなくなったため、施設に連れて来られたそうです。施設に入ったウィルフォードには獣医さんの治療と養育主さんの世話が必要でした。

「ウィルフォードはとても甘い性格ですが、慣れない環境に混乱し、ストレスを感じ、身の回りの変化に圧倒されていました」と養育ボランティアのジェンさんは言いました。

ウィルフォードの体重は12.7kgほどもありますが、健康に過ごしていくためにはその半分の体重にする必要がありました。その目標を達成するには、おそらく数年はかかることでしょう。

またウィルフォードはダイエットを始める前に、感染症などのいくつかの問題を治療する必要がありました。そのためウォルフォードは身体の状態が安定するまで、何度も動物病院へと通ったそうです。

その後、ウィルフォードが十分に回復すると、ジェンさんはウィルフォードの体重を減らす手伝いを始めました。

「ウィルフォードは最終的に体重を半分にする必要があります。彼はとても愛らしい猫で、私は彼と一緒の時間を過ごせることに心から感謝しています。」

ジェンさんはウィルフォードに色々な種類のご飯を食べさせて、ウィルフォードが飽きることなく食べ続けることのできるウェットフードを見つけることができました。

さらにジェンさんはウィルフォードがキャットニップとキャットニップのついたオモチャが大好きなことを発見しました。「ウィルフォードは遊ぶことが大好きです。彼はあまりその場から動きませんが、羽のついたオモチャに強い興味を持っています。私達はそのオモチャを使って、彼の運動の手助けをしています。」

最初の頃は混乱していたウィルフォードでしたが、この家が安全だと分かると、仰向けになって毎日を楽しむようになりました。「ウィルフォードは自ら定期的に背中で転がります。彼は本当にこの姿勢が大好きで、自由に身体を回転させることもできます。」

ウィルフォードは大人の猫ですが、心の中はまるで子猫のようです。ウィルフォードは自分のお気に入りのオモチャを見るたびに、遊びスイッチをオンにするそうです。

「ウィルフォードは信じられないほど甘くて、愛情に溢れています。彼は撫でられることが大好きで、喉のゴロゴロ音は部屋の外でも聞こえるほどの大きさです。」

ウィルフォードは非常に人間好きの猫で、チャンスがあれば温かい膝の上に座ります。またご飯の時間になると素早く動き、たとえ階段があってもスピードを落とすことはないそうです。

「ウィルフォードは誰かと一緒にいると満足して、すぐにリラックスします。その姿はとても愛らしく、いつも私達の心を癒してくれます。彼は非常に優秀なセラピーキャットです。」

ウィルフォードいつも元気で好奇心があり、毎日少しずつアクティブになっています。このままいけばあと数週間で、新しい家を見つける準備が整うことでしょう。そして生涯の家族と一緒にさらにダイエットを進め、いつまでも健康でアクティブな生活を送っていくことでしょう。
出典:pokeypotpielovemeow

This post was published on 2020/02/07