ある日の夕方のこと、保護施設『インディー・ヒューメイン』のボランティアの女性が犬を連れて敷地内を散歩していると、ゴミ捨て場に車が止まってダンボール箱を置いていくのが見えました。
それを目撃した女性は頭の中で警報が鳴りました。女性が近づいて調べてみると、ダンボール箱に小さな穴が開けられていることに気づきました。そして女性が穴から中を覗いてみると、2匹の猫がこちらを見つめていたのです。
女性は急いで施設に戻ると、中にいたスタッフに今起こったことを伝え、二人で一緒に外に出てダンボール箱を建物の中に運び込みました。その時外はとても寒く、地面は雪で覆われていたため、二人はできるだけ早く猫達を温めなければと思いました。
「二人で箱を持ち上げた時、彼女が『これは2匹の猫よりもずっと重い気がする』と言ってきました」とスタッフのジェナ・カウフマンさんが言いました。
その後、ジェナさんが箱を開けると衝撃を受けました。何と箱の中には10匹もの猫が入っていたのです!
「それは私達にとって間違いなく初めてのことでした。これまでに一番多かったのは3匹だったと思います。」
10匹の猫達はみんな混乱しているようでした。そのため箱が開いたにもかかわらず、猫達は箱の中に留まり続け、スタッフ達の姿をじっと見つめていました。
スタッフ達が全ての猫を調べた結果、3匹の子猫を育てている母猫と2匹の子猫を育てている母猫、若いオス猫とメス猫が1匹ずつ、そしてオスの成猫が1匹いることが分かりました。猫達はお互いにとても仲良しだったため、1つの家族のように見えました。
猫達はすぐに自分達が安全で、信頼できる人達の元にいることに気づき、安心感を覚えると次第に自分達の殻から出てきました。
「猫達は喉をゴロゴロと鳴らし始めて、私達に甘えてきました。」
スタッフ達は子猫達とその母親を養育ボランティアの元に送り届け、残りの3匹は里親募集を始めました。幸いなことに3匹の猫達は既に、猫を家族に迎えたいと考えている人達に良い印象を与えているそうです。
ジェナさんとスタッフ達は猫達が手遅れになる前に救うことができたことに感謝しています。もしあの日、ダンボール箱が30分遅れて運ばれていたら、猫達は寒さの中、一晩中外に取り残されていたかもしれません。しかし、10匹の猫達は無事に救い出されて、たくさんの愛情を感じながら安全な場所で過ごすことができたのです。
きっとこの先、全ての猫達に素敵な家が見つかって、いつまでも快適な家の中で幸せな毎日を送っていくことでしょう。
This post was published on 2026/03/12