ある日、置き去りにされていた迷子の子猫が保護施設に連れて来られました。子猫は姿が見えなくなったお母さんを探して、ずっと鳴いていたそうです。
「私はその日、家族に迎える成猫を探すために保護施設に行きました。しかし、私の耳に幼い子猫の鳴き叫ぶ声が聞こえてきました」と施設を訪れた女性は言いました。
まさにその日、施設のスタッフは子猫を救い出したばかりでした。子猫はお母さんと離ればなれになり、独りぼっちで鳴き続けていたそうです。その後、施設に入った子猫でしたが、決して鳴き止むことはありませんでした。
女性にはすぐに子猫が安心できる家と愛情を必要としていることが分かりました。そこで女性は、成猫を引き取るのをやめて、子猫を家族に迎えることにしたのです。
子猫は女性の家で優しくしてもらうと、すぐに鳴くのを止め、そのまま眠りにつきました。どうやら子猫は引き取ってくれた女性に、お母さんの温もりを感じたようです。
女性は子猫に『バシ』と名づけました。バシは食べることが大好きで、いつも食器がキレイになるまでご飯を食べ続けました。
そして食事が終わると、人間のお母さんに寄り添いながら、幸せそうに喉を鳴らし始めました。それはまるで、優しい女性に感謝の気持ちを伝えているかのようでした。
その後もバシはすくすくと成長し、より強く、よりお茶目になっていきました。
とっても愛らしいバシは、いつも笑顔のまま眠りにつくそうです♪
バシは様々なものに興味津々で、色々な場所でイタズラをするようになりました。また、いつも女性にかまってもらいたいバシは、女性が何かをしていると、すぐにちょっかいを出してくるそうです♪
そして4ヶ月後。
随分と身体が大きくなったバシですが、心の中は今でも子猫のままです。
毎日、大好きな女性に甘えながら、幸せな時間を過ごしているのです♪
バシは女性にたくさん伝えたいことがあるようで、いつも大きな声でニャーニャーと鳴いてくるそうです。そして、女性に抱っこされるとすぐに大きな音で喉をゴロゴロと鳴らし始めるそうです。どうやらバシは女性との楽しい生活に、心から喜びを感じているようです(*´ω`*)
出典:bashiboi/lovemeow
This post was published on 2019/09/27