今から数年前、ロシアに住むロビンさんは、自宅の庭で近所の野良猫達の世話を始めました。
「私はいつも家の近くに住む野良猫達にご飯を用意しています。彼らはいつも空腹です。彼らはお互いに絆を深め、一緒にご飯を探しています」とロビンさんは言いました。
ロビンさんはある日、1匹の見慣れない子猫に家の近くにいるのを発見しました。しかし、子猫は人間との接触がほとんどなかったようで、ロビンさんの姿を見ると固まってしまいました。そしてロビンさんが近づくと、「シャー!」と声を荒げて威嚇してきたのです。
ロビンさんは子猫を怖がらせないようにゆっくりと近づき、優しく接しました。
すると僅か数分で子猫は落ち着きを取り戻し、身体を触らせてくれるようになったのです。子猫はロビンさんに優しく撫でられると、嬉しそうに喉をゴロゴロと鳴らし始めました。
子猫との出会いの様子はこちら。
ロビンさんは庭に迷い込んだ猫達のためにできる限りのことをやっています。ご飯の世話の他にも去勢や避妊を行い、病気の猫がいれば病院にも連れて行くそうです。ロビンさんの家の庭は、猫達にとって安らぎの空間になっているのです。
「私の住む町には5,000匹以上の野良猫が暮らしていますが、私には全ての猫を助けることはできません。私にできるのは庭に来た猫達を助けることだけです。」
ロビンさんの活動は不幸な猫を減らし、幸せな猫を増やしていっています。きっと助けてもらった猫達も、ロビンさんに感謝していることでしょう。ロビンさんはこれからも1匹でも多くの猫が健康に暮らせるように、困っている猫を見つけたら手を差し伸べていくそうです。
This post was published on 2019/09/25