台風の嵐が街を襲った日のこと、レストランでシェフをしているダニエルさんが、子猫の叫び声を聞きました。ダニエルさんは嵐の中に飛び出して子猫を探し続けましたが、残念ながら見つけることができませんでした。
それから2日後のこと。ダニエルさんはレストランの近くで同じ鳴き声を聞きました。再び声を頼りに探していると、今度は子猫の姿を発見することができたのです!
ダニエルさんは保護した子猫に『グノッチ』と名づけました。グノッチがレストランの中に運ばれてくると、レストランのスタッフ達も世話を手伝ってくれたそうです。
そんな優しい人達のおかげで、グノッチは丸一日で元気を取り戻すことができました。グノッチはダニエルさん達の膝の上で丸くなりながら、嬉しそうに喉を鳴らすようになったそうです。
こちらはまだおぼつかない足取りでヨタヨタ歩くグノッチの姿です♪
すっかり好奇心旺盛になったグノッチを誰も止めることはできません♪
グノッチが成長したら里親さんを探そうと考えていたダニエルさんですが、グノッチはその愛らしい姿で、みんなの心を鷲掴みにしていきました。そしてグノッチは自然とレストランで暮らすことになっていたのです♪
その後、すっかりレストランの支配人になったグノッチは、お客さんにも大人気だそうです(*´ω`*)
こうして嵐の中、独りぼっちで鳴いていた野良の子猫は、雨風を防げる暖かい家を見つけることができました。レストランの看板猫になったグノッチは、今日も多くのお客さんを温かく迎えているそうです♪
出典:Daniel Young/lovemeow
This post was published on 2019/07/01