ある寒い日のこと、ニューヨークに住むハンクさんは、車道を横切る子猫の兄弟を発見しました。その後、日没まで子猫達の様子を見守っていたハンクさんでしたが、誰も子猫達を迎えに来なかったため、保護することに決めたそうです。
ハンクさんは子猫達を連れて動物病院へと向かいました。子猫達を診察した獣医さんは、手入れをされていない子猫達の姿を見て、「この子達は母猫に捨てられたか、母親が何らかの事情で子猫達の元へ帰って来れなくなってしまったのだろう」と言いました。
自宅に着いたハンクさんは子猫達をお風呂に入れて、ご飯を用意しました。すると子猫達はとてもお腹が空いていたようで、物凄い勢いでご飯を食べ始めたそうです。そして、お腹が満たされた子猫達は、暖かい毛布の上で眠り始めました。
その後、ハンクさんは灰色の子猫の里親さんを見つけ、残った子猫の里親さんも探し始めました。しかし、子猫の方はハンクさんのことを『お父さん』だと思っていたようで、ハンクさんに猛アプローチをしてきたのです。
「彼はいつも朝になると、ベッドの中で私達に抱きつきながら喉を鳴らしていました。さらに彼は、いつも私達の後をこっそりとついてくるため、どの部屋に行っても必ず彼の姿があるのです」とハンクさんは言いました。
「彼はとても元気で活発な少年です。ご飯を用意するとモリモリと食べ始めます。また、彼は私達にとても興味があるようで、私達の全てを知りたがっていました。」
そんな愛らしい子猫と接しているうちに、いつの間にかハンクさんは子猫のとりこになっていました。そこでハンクさんは子猫に『ルーイ』と名づけ、正式に家族に迎えることにしたのです。
お父さんが大好きなルーイにとって、ハンクさんの腕の中は最高のお昼寝スポットです。
ルーイはいつも幸せ顔で、ハンクさんのことを抱きしめているそうです♪
ハンクさんが仕事から帰宅すると、幸せのナデナデタイムの始まりです♪ ちなみにルーイが一番好きなのは、お腹を撫でられることだそうです(*´ω`*)
ルーイはハンクさんと妻のジェニーさんを抱きしめながら、すくすくと大きくなっていきました。そして、2人の愛情で育てられたルーイは、とっても愛情深い猫へと成長したのです。
ルーイのおかげですっかり猫好きになった夫婦は、保護施設から子猫の『ゾーイ』を引き取りました。
「ルーイは妹のゾーイをとても愛していて、いつもご飯を食べさせてあげています。さらにルーイは、まだ何も知らない妹にたくさんのことを教えてあげています。ルーイはとっても愛情深い、最高のお兄さんです。」
こうして車道から助け出されたルーイは、いつの間にかハンクさんの家族になりました。さらに大好きな妹にも出会い、ルーイの幸せは止まらなくなってしまったようです♪
これから先もずっと、ルーイの幸せな日々は続いていきそうですね(*´ω`*)
出典:heiiolouie/lovemeow
This post was published on 2019/04/22