ある日、会社のオフィスの外で小さな子猫が見つかりました。子猫はとても衰弱していたため、生き残れるかどうか分かりませんでした。
「その日、私の同僚がオフィスの外で子猫を発見しました。同僚は私が猫好きだと知っていたため、すぐに子猫の状態を見て欲しいと連絡がきました。子猫はとてもやせ細り、全身がボロボロの状態で、右目は感染症のために開かなくなっていました」と女性は言いました。
女性はすぐに子猫をオフィスから最も近い動物病院へと連れて行きました。子猫は生後1ヵ月でしたが、体重は220gほどしかありませんでした。また、子猫の体温は危険なほど低かったそうです。
「私は向かった動物病院で、目を治すための軟膏と感染症のための抗生物質を処方されました。」
その夜、女性は子猫の看病のために一睡もしませんでした。女性は家にあるものを使って、間に合わせのベッドを作り、暖房パッドと毛布で子猫の体温を温かく保ちました。
「獣医さんには子猫が週末まで生きられるか分からない言われました。私はシリンジを使って2〜3時間おきにご飯を食べさせましたが、最初の頃はほとんどご飯が喉を通りませんでした。」
「2日目になると子猫は食事の度に少しずつ力強くなっていきました。そこで私は子猫の目を綺麗にして、軟膏を塗って看病を続けました。」
少し元気を取り戻した子猫は、女性の膝の上に登ってくつろぎ始めました。そして、女性に「ありがとう」と言っているかのように、大きな音で喉を鳴らし始めたのです。
それから3日ほど経つと、子猫はさらに元気を取り戻し、女性の注意を引いてくるようになりました。また、子猫の閉じられていた右目は完全に開きました!
女性は子猫に『フィンリー』と名づけました。女性はフィンリーが元気を取り戻した後、全身のノミを取り除くために、温かいお風呂に入れました。
フィンリーは身体がさっぱりしたのが嬉しかったようで、満足そうな表情で女性を見つめてきたそうです♪
またこの頃になると、フィンリーはエネルギーに溢れ、遊びたい気落ちを抑えきれなくなっていたそうです。
そして、1ヵ月後。
フィンリーの体重は3倍になりました!
「軟膏や抗生物質での治療が終わった後、私は獣医さんのところにフィンリーを連れていきました。彼女はこの1ヵ月で体重が500g以上も増えて、770gになりました。」
「フィンリーはいつも元気いっぱいで、遊び回るのが大好きです。」
「フィンリーは家の中を飛び跳ねながら、私の注意を引いてきます。どうやら彼女は今の暮らしに満足しているようです。」
さらに1ヵ月後。
フィンリーはこんなに大きく成長しました!
「今のフィンリーはとっても愛らしくて健康的です。私は言葉では言い表せないほど、彼女のことを愛しています。彼女の態度は成長と共に大きくなっていますが、それは彼女がこの家を気に入っている証拠なので、私は堪らなく嬉しいです!」
こうして生死の境を彷徨っていたフィンリーは、優しい女性の献身的な看病で命をつなぐことができました。フィンリーは現在、命の恩人の女性に寄り添いながら、その愛らしい姿でたくさんの恩返しをしてるそうです(*´ω`*)
出典:hrtofdixie/lovemeow
This post was published on 2018/12/16