保護施設に一番長くいる猫を求めた女性。耳の聞こえない老猫を引き取り、かけがえのない幸せな日々を送り始める

ある日、1人の女性が猫を家族に迎えるために、地元の保護施設を訪れました。

「私はそこで一番長くいる猫がどの子かを聞きました。そして、耳が聞こえず、歯がほとんどない老猫を連れて帰りました。」

出典:Bridgid Staub (lovemeow)

テキサス州サンアントニオに住むブリジッド・スタブさんは、今年の初めに1ヶ月間の入院をしました。その後、ブリジッドさんは新しいスタートを切りましたが、何かが足りないと常に感じていたそうです。「私は何かが欠けているように感じていました。そして、様々なことを考えた後、猫との繋がりを持ちたいと思いました。そこで私は地元の保護施設へと向かいました」とブリジッドさんは言いました。

保護施設に着いたブリジッドさんは、すぐにスタッフのところに行って、この施設に一番長くいる猫がどの子かを聞きました。するとスタッフはすぐに『カリ』を指し示しました。

カリは路上にいるところを保護されて、施設に持ち込まれた老猫でした。カリは完全に耳が聞こえず、歯はほとんど残っていませんでした。

出典:Bridgid Staub

「カリは大きな緑色の目を持つ美しい三毛猫です。彼女がケージから出された時、とても大きくて不思議な声で鳴き始めました。その声がとても愛らしくて、私は思わず笑顔になりました。」

その後、カリはシンクに直進して行き、ブリジッドさんが蛇口をひねるまで鳴き続けました。「カリは水を飲んだ後、私のことをじっと見つめてきました。彼女は私に撫でてもらいたかったようで、私の手に頭突きをしてきました。そして私の膝の上で丸くなって、ナデナデを堪能しました。」

出典:Bridgid Staub

ブリジッドさんはその瞬間、カリがずっと求めていた猫だと感じました。カリはその後もブリジッドさんに寄り添いながら、幸せそうに喉を鳴らしていたそうです。

数日後、カリはブリジッドさんと一緒に施設を出ました。「カリは最初の夜はほとんど眠りませんでした。彼女はとても用心深くて、新しい環境に落ち着かない様子でした。しかし翌朝になると、彼女は完全に変わりました。私がソファーで横になっていると、彼女の方から近づいてきて膝の上で丸くなりました。」

出典:Bridgid Staub

どうやらカリはここが自分の家だと気づいたようです。「それ以来、カリは一晩中私の隣にいて、布団と枕を共有しています。彼女はいつも幸せそうに寄り添っています。」

カリは今の生活に大きな幸せを感じていて、たくさんの愛情をブリジッドさんに返しているのです。

出典:Bridgid Staub

「カリは私の人生にたくさんの喜びを運んできてくれました。私は彼女と出会えたことに、心から感謝しています。」

「私はカリを引き取ったことで、彼女の人生を救ったのかもしれません。でもそれと同じくらいに、彼女は私の人生を救ってくれました」とブリジッドさんが幸せそうに話してくれました。
出典:Bridgid Staub/lovemeow

This post was published on 2018/11/28