お母さんを探して、大きな声で鳴いていた子猫達。保護先で出会った犬が寄り添い続け、幼い子猫達を温め続ける

9月15日、保護施設『ジュリエッツ・ハウス・アニマル・レスキュー』に母親の愛情が必要な2匹の子猫が運ばれて来ました。子猫達は母親を探して、大きな声で鳴いていたそうです。

「幸いなことに雨が降り出す前に近くの住人が子猫達を発見しました。しかし、子猫達のお母さんはどこにも見当たりませんでした。子猫達には行く場所がなく、私達の施設で引き取ることになりました」と施設のスタッフは言いました。

子猫達は2週齢で、生き残るためには24時間のケアが必要でした。

その話を聞いた施設のボランティアのカサンドラさんは、幼い子猫達の養育を引き受けました。

カサンドラさんの自宅には『ウィニー』という名前のセラピードッグが住んでいました。ウィニーは子猫達の姿を見るとすぐに近づいていき、さっそく子猫達の子守りを始めたそうです。また子猫達の方もウィニーのふわふわの毛に幸せを感じたようで、寄り添いながら嬉しそうに喉を鳴らし始めました。

その後、子猫達は『マイルス』と『ウィロー』と名づけられました。ウィニーは常に子猫達のそばにいて、子猫達の身体を温め続けました。子猫達はまるでお母さんに抱っこされているかのように、幸せそうな姿を見せてくれたそうです。

保護された時の子猫達は、2週齢で体重が200gもありませんでした。「子猫達はしばらくお母さんのミルクを飲めなかったようで、平均的な子猫よりも小さな身体をしていました。私達は子猫達を健康で強くするために、考えられる全てのことをやりました。」

「離乳していない子猫達を育てるのは大変なことですが、間違いなくそれは特別な経験です。」

こちらはウィニーに寄り添う子猫達の姿です。

ウィニーの鳴き声は子猫達を元気づけました。また子猫達はウィニーと一緒にいることで、安心して眠りにつくことができたのです。

「まるでウィニーと子猫達は磁石のS極とN極のようです」とカサンドラさんは寄り添い続ける3匹の姿を見ながら、嬉しそうに話してくれました。

こうして母親と離ればなれになった子猫達は、安全な家の中で新しいお母さんに出会うことができました。きっと幼い子猫達はこれからもウィニーの温かさに包まれながら、すくすくと成長していくことでしょう(*´ω`*)
出典:Winnie.TherapyDoglovemeow

This post was published on 2018/10/07