1週間前、保護施設『キャシーズ・プレイス』のスタッフが、助けが必要なプードルの『イブ』の話を聞きました。「イブは車にひかれ、両前足に怪我した状態で見つかりました。私達は彼女を助けるために、彼女の元へと向かいました」と保護施設のミシェル・ズルベックさんは言いました。
ミシェルさんは保護団体『MASAレスキュー』のケルシー・クルトさんと、『ミッドランド・アニマル・サービス』のリンダ・ポージーさんに協力してもらい、キャシーズ・プレイスにイブを運ぶことを決めました。
しかし、数日間はイブに飼い主さんがいるかを確認するため、ミシェルさん達はイブを引き取ることができませんでした。そして、21日にケイシーさんがイブを迎えに行くと、予想外の光景が待っていたのです。
「イブは孤児の子猫達を看護していました。施設のボランティアに話を聞くと、イブは保護された直後にとても落ち込んでいるように見えたそうです。イブの胸からはミルクが出ていたため、最近まで子犬を育てていたのは明らかでした。」
ボランティアはイブが見つかった場所で子犬を探しましたが、結局見つけることができなかったそうです。
その後、イブのいる施設に7匹の保護子猫が持ち込まれました。ボランティアはイブが子猫達を受け入れるかを試してみると、すぐにイブは子猫達を温かく迎えて、子守りを始めたそうです。
「子猫達を受け入れたイブは、すぐに精神が安定していきました。また子猫達の方もイブにお母さんの愛情を感じたようで、幸せそうな姿を見せてくれるようになりました。」
その後、イブと7匹の子猫達はリンダさんの車で無事にキャシーズ・プレイスへと到着しました。その日、イブの命を救おうとしたミシェルさん達は、8つの命を救うことになったのです。
「私達はイブと幼い子猫達のために新しい環境を整え、安心して暮らせる静かな空間を作りました。」
子猫達はいつもイブお母さんに抱きついて、幸せそうに喉を鳴らしているそうです。
イブと子猫達の様子はこちら。(再生ボタンをクリック)
「イブは子猫達にとても優しく、いつも愛情に溢れています。彼女は近くに子猫達がいると安心し、ベッド交換のために子猫達を移動させると心配し始めます。そして、子猫達がいないことを私達に知らせるために、軽く吠え始めます。」
「イブは毎日子猫達をしっかりと世話していて、優しくミルクを与えています。彼女の姿を見ていると、愛情に種族は関係ないことが良く分かります。」
イブは足に怪我を負っているにも関わらず、子猫達の世話を強く望みました。そしてイブは毎日、大切な子猫達に惜しみない愛情を注ぎ続けているのです。
イブ達を引き取った翌朝、ミシェルさん達はイブと子猫達を動物病院へと連れて行きました。そして今日、イブは手術を受けて、両前足を固定してもらいました。
イブが入院している間、子猫達はスタッフによって世話をされて、容器から離乳食を食べることを学びました。「子猫達は最初、少し混乱していて容器の中のものがご飯か分からないようでした。でも最後には全員が無事にお腹を満たすことができました。」
子猫達はこれからもイブの助けを借りながら施設内で育てられ、2〜3週間後には里親さんの募集が始まるそうです。
こうして我が子と離ればなれになったイブは、母親のいない子猫達を温かく迎え入れ、たくさんの愛情を注ぎ始めました。きっとイブに育てられた子猫達は、みんな愛情深い猫に成長して、新しい里親さんにたくさんの笑顔を届けることでしょう。
出典:CassiesPlaceRescue/MASA Rescue/lovemeow
This post was published on 2018/09/26