今から3ヶ月前、アメリカ陸軍のオズワルド・レストレポさんが、オフィスの天井から聞こえてくる子猫の鳴き声に気づきました。その声をしばらく聞いていたオズワルドさんは、子猫が天井から出られなくなっていることに気づきました。
オズワルドさんは子猫の位置を大まかに把握し、子猫の救出に向かいました。
「子猫は通気口から入り込んで、出られなくなったようです。子猫は全身が汚れていて、人間を怖がり、物陰に隠れていました」とオズワルドさんは言いました。
困っている動物を見過ごせないオズワルドさんは、子猫を自宅に連れて帰ることに決めました。早速オズワルドさんは子猫を運ぶための大きな箱を持って来て、子猫を中に入れると、優しくなだめ始めたそうです。
オズワルドさんはその後、保護した子猫に『ナビ』と名づけました。
「ナビを自宅に連れ帰って最初にしたのは、全身をお風呂で綺麗にすることでした。そして、ナビを乾かし、毛布に包んで、胸の中で温めました。」
数分後、オズワルドさんはナビが喉を鳴らす音を聞きました。「ナビはようやく落ち着いたようで、リラックスして眠りにつきました。」
オズワルドさんの家には元々『マル』という名前の2歳のオス猫が住んでいて、家に来たばかりのナビにとても興味を示しました。マルはナビのお風呂の様子を見に来て、入浴後に匂いを嗅ぐと、そのまま離れなくなったそうです。
その後、マルはナビをご飯の場所まで案内して、一緒に食事を始めました。
「ナビの方もマルのことがすぐに好きになりました。どうやらナビは優しいマルにお母さんの愛情を感じたようで、マルのミルクを探し始めました。」
マルはナビが決してひとりではないことを教えて、ナビの全ての成長を見守り始めました。さらにマルは猫としての生き方を教えて、ハグが必要な時にはナビのことを強く抱きしめました。
「ふたりは完全に離れなくなりました。私はいつもふたりが一緒に昼寝しているところを目にします。」
「マルはナビの世話をするのが大好きです。ふたりは常に一緒に行動し、一緒に眠ります。」
ナビが成長するに連れて、ふたりの絆はさらに強くなっていきました。
「ナビは抱きしめてもらうのが大好き、とても遊び好きで、甘えん坊の子猫です。」
最初は人間を怖がっていたナビでしたが、マルのおかげですっかり人間好きになりました。そして物陰に隠れていたナビは、みんなから注目されるのが大好きな幸せな子猫へと生まれ変わったのです。
いつも幸せいっぱいのナビは、これからも安全な家の中で、マルやオズワルドさんと一緒に楽しい毎日を過ごしていくことでしょう(*´ω`*)
出典:Oswaldo Restrepo/lovemeow
This post was published on 2018/08/25