ある日、カナダのマリーナで働く従業員達が、野良猫のコロニーで2匹の姉妹の猫を見つけました。従業員達は姉妹と仲良くなろうとしましたが、決して身体を触らせてくれなかったそうです。
しばらくして姉妹が妊娠していることに気づいた従業員達は、地元の保護団体に助けを求めました。その後、無事に保護された姉妹と子猫達は、親子ごとに別れて2つの家で育てられることになりました。
養育主のクリスティー・ベルスさんは、母猫の『セレスティ』と3匹の子猫を預かりました。セレスティは人間を非常に怖がっていて、いつも物陰に隠れていたそうです。
「お母さんはとても臆病で、いつも物陰に姿を隠していました」とクリスティーさんは言いました。
セレスティは生まれた時から野生で育ち、外の世界しか知りませんでした。そのため家の中の環境にとても怯えていたのです。
クリスティーさんはセレスティと子猫達を落ち着かせるために、十分なスペースのある『猫の部屋』を用意しました。
クリスティーさんはそれから毎日、セレスティと子猫達の世話を続けて、たくさんの愛情を注ぎ続けました。するとセレスティはゆっくりとですが、クリスティーさんを信頼するようになっていったのです。
日を追うごとにセレスティの目からは恐怖心が消えていき、クリスティーさんの近くを歩くようになったそうです。
「セレスティが家での生活に慣れてきたため、私は彼女を大きな部屋に案内しました。すると彼女はとても興味を持たようで、すぐに部屋の中の探索を始めました。彼女はまだ私の方から近づくと少し警戒して、お客さんが来ると部屋の隅に隠れます。でも彼女は確実に変わってきています。」
クリスティーさんはセレスティを膝の上に乗せるために、オモチャなどで楽しませながら、膝の上に誘導し始めました。そして先週の水曜日、ついにセレスティが自ら膝の上に乗ってきたのです!
どうやらセレスティは膝の上がとても気に入ったようで、クリスティーさんに満足そうな表情を見せてくれました。
「セレスティはとてもリラックスして、私のことを信頼してくれているようです。」
「セレスティは素晴らしいお母さんです。彼女はまだ生後9ヶ月ですが、いつも子猫達のことを気にかけていて、しっかりと子育てをしています。彼女は現在、家の暮らしに満足しているようで、幸せそうな姿をたくさん見せてくれています。」
「セレスティは毎日さらに進歩しています。どうやら彼女は私の夫のことが大好きで、夫が部屋に入って来ると、嬉しそうに駆け寄っていきます。」
こちらはセレスティと甘える子猫の姿です。(動画)
子猫達はみんなお母さんのことが大好きで、いつも幸せそうに寄り添っているそうです(*´ェ`*) (動画)
こうして人間に決して近づこうとしなかったセレスティは、クリスティーさんのおかげで、人間のことを信頼するようになりました。家の中でくつろぐセレスティの姿を見ていると、自然と心が温まりますね(*´ω`*)
出典:whiskersnpurrs/lovemeow
This post was published on 2018/08/01