ずっと一緒だった猫とお別れした犬。愛情が必要な迷子の子猫と出会った瞬間、沈んだ心に大きな変化が

今から2ヶ月前、オス犬の『ラルフ』は長年一緒に暮らしてきた同居猫の『ルビー』を失いました。そしてその日からラルフは、明らかに元気を無くしていきました。

それから2ヶ月後のこと、寂しそうなラルフの姿を見てきた飼い主のカラさんは、ラルフに新しい猫を引き取ることを伝えました。するとラルフは勢い良くシッポを振って、カラさんに喜びを伝えてきたのです。

カラさんが保護子猫を探し始めると、ラルフと同じ柄の『バンジー』という名前の子猫を見つけました。カラさんはバンジーを一目見て、引き取ることに決めたそうです。

その後、カラさんがバンジーの元を訪れると、バンジーの状態が良くないことが分かりました。「バンジーは幼くして母親と離ればなれになり、とても衰弱していました」とカラさんは言いました。バンジーには誰かの世話が必要だったため、カラさんはすぐにバンジーを連れて帰ることを申し出ました。

こうして新しい家で暮らし始めたバンジーは、栄養のあるご飯とサプリメントのおかげで、24時間後には随分と元気を取り戻していました。

その後、カラさんがラルフにバンジーを紹介すると、ラルフの顔が一変し、お母さんモードへと切り替わりました。ラルフはすぐにバンジーに寄り添い始め、幸せそうに毛づくろいを始めたそうです。

一方のバンジーも、ラルフにお母さんの温もりを感じたようで、出会った瞬間から離れなくなりました。

「ラルフはいつも我慢強く、バンジーにボウルからご飯を食べさせています。私は今までに2匹の猫を飼ってきましたが、このようなラルフの姿を見たことがありません。ふたりの深い絆は、いつも私を驚かせます。」

「一方のバンジーは、ほとんどの時間をラルフを見ながら過ごしています。バンジーは優しいラルフのことが大好きです。」

ふたりは出会った瞬間から、完全に切り離すことのできない仲になりました。ラルフが家の中を歩き回ると、必ずバンジーがその後を追いかけてくるそうです。

「ふたりはいつも私の一日を豊かにしてくれます。私がどちらかを呼ぶと、ふたりはいつも一緒に現れます。ふたりが出会ってから3週間が経ちましたが、仲の良さは全く変わることがありません。」

ラルフはいつもバンジーの近くにいます。そして、バンジーが何かで遊んでいる時は、片時も目を離さずに見守っているそうです。

もちろん昼寝の時間もふたりは一緒です。

そんな愛らしい姿を見ながら、カラさんはいつもふたりが本当の親子のように感じているそうです♪

ラルフはバンジーに出会ったおかげで、友達を失った悲しみから立ち直ることができました。元気を取り戻したラルフは、いつもカラさんに最高の笑顔を見せてくれているそうです。

そして、バンジーの方はラルフと出会ったことで、いつも温かい幸せに包まれているそうです♪

これからもふたりはお互いに愛情を注ぎ合いながら、いつまでも幸せに暮らしていくことでしょう(*´ω`*)

This post was published on 2018/06/27