今から1週間前のこと、保護施設『フォックス・フォスター・キトゥン』の代表を務めるサマンサ・フォックスさんの元に1本の電話がかかってきました。それはトラックの荷台で2匹の子猫を見つけた家族からでした。幼い子猫達は寒さから身を守るために、お互いことを抱きしめ合っていたそうです。
家族は子猫達の母親が帰って来るのを待っていましたが、いつまで経っても帰って来なかったため、サマンサさんのところに連絡を入れました。
サマンサさんはすぐに現場に急行し、子猫達を保護しました。子猫達は寒さに震え、全身がノミに覆われ、とてもお腹を空かせていたため、急いで救急動物病院へと向かいました。
子猫達はお風呂で身体を温められ、ノミを駆除してもらい、ご飯をお腹いっぱいに食べました。そして暖かいベッドの中で、安心して眠りについたのです。子猫達が再び目を覚ました時には、随分元気を取り戻していました。
生後1週間ほどの子猫達には24時間の看護と、2時間おきの食事が必要でした。
「ありがたいことに病院で働くチェイピンさんとローラさんが子猫達を預かってくれました。子猫達は驚くほどご飯を食べて、大きな音でゴロゴロと喉を鳴らしています」とサマンサさんは言いました。
元気を取り戻した子猫達は『ピーター』と『ナラ』と名づけられました。ふたりはとっても仲良しで、保護されてからもずっと片時も離れることはないそうです。
こうしてトラックの荷台でお互いを温め合っていた子猫達は、優しい人達の愛情で元気を取り戻すことができました。すっかり暖かい場所に安心した子猫達は、いつも美味しいご飯でお腹を膨らませながら、幸せそうに喉を鳴らし続けているそう(*´ω`*)
This post was published on 2018/04/14