15年間、資材置き場で野良猫達の世話をしてきた夫婦。冬を過ごす猫のために素敵な家をプレゼント

アメリカのバージニア州のとある町の外れに、工事が途中で止まった道路がありました。現在、道路の終わりは資材置き場になっているのですが、そこには25匹の野良猫が住んでいるそうです。

そんな資材置き場の近くに住むケビンさんと妻は、15年前から猫達の世話を始めました。

出典:tookapic.com

世話を始めて2年が経つ頃には、全ての猫達がケビンさんを信頼するようになりました。

「猫達はそれぞれ性格が違います。中にはとても人懐っこく、いつも私に頭を撫でるように要求してくる猫がいます。また、私が来ると物陰に隠れて、私が帰るとご飯を食べる猫もいます」とケビンさんは言います。

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ケビンさんはご飯の準備ができると舌を鳴らして合図を送ります。すると15匹くらいの猫達が物陰から姿を現し、フェンス沿いに一列に並んでご飯を食べ始めるそうです。

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ケビンさんは新しい猫が資材置き場にやって来ると、去勢や避妊手術を行い、再び自然に帰します。また、幼い子猫や人懐っこい猫が来た時はすぐに保護して、新しい里親さんを探してあげるそうです。

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しかし、ケビンさんは全ての猫を無理に里子に出すことはありません。ある猫は長い時間をかけて人間に懐きましたが、ここでの暮らしがとても気に入っていたため、ずっとこの場所で育てることにしたそうです。

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新しく資材置き場にやって来る猫は、先住猫の様子を見て、自然とケビンさんが信頼できる人間だということを学んでいきます。

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現在は25匹の猫が暮らす資材置き場ですが、以前はもっとたくさんの猫が暮らしていました。しかし、ケビンさんや定期的に来るボランティアさん達の活動のおかげで、徐々に猫の数が減っているそうです。

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ケビンさんは猫達のためにたくさんの食料を購入しますが、それにかかる費用は全く気にしていないそうです。ケビンさんは「猫達の幸せそうな姿を見るのは、それだけの価値があります」と言います。

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また外で暮らす猫達のために、ケビンさんは寒い時期が来ると猫達のために暖かい家を用意してあげるそうです。

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こちらはケビンさんの家作りの動画ではありませんが、このような方法で猫達の家を作ることができるそうです。

ケビンさんの活動は不幸な猫を減らし、幸せな猫を増やし続けています。猫達の幸せのために全てを注ぐケビンさんの行動に頭が下がります。きっとケビンさんに助けられた猫達は、ケビンさんの愛情にとても感謝していることでしょう。

This post was published on 2018/03/17