猫の『ジョー』は、今から4年前に男性(@Mykmyk)の前に現れました。昼間のジョーは庭でうろうろして、夜になるとベランダで眠りました。そして、男性が近づいてくると、男性に寄り添いながら座ったのです。
ジョーは朝から男性を待っていて、男性が家から出てくると一緒に庭を散歩しました。また、男性が子供と一緒にスクールバスの停留所に向かうと、ジョーもその後をついてきたのです。
とっても愛らしいジョーに男性は愛着が湧いてきました。そのため寒い時期になると、ジョーのために庭にキャットハウスを用意して、温かいタオルをいつも敷いてあげたそうです。
そして、さらに寒い日にはジョーを家の中に入れてあげました。するとジョーは家の中がとても気に入ったようで、家の中にいる時間が少しずつ長くなっていったのです。
しかし、ある日のこと、ジョーの姿が突然消えました。その後、1週間経っても帰ってこないジョーを心配して、男性は家の近所を探し始めたそうです。いつの間にかジョーは男性の中で、かけがえのない存在になっていたのです。
しかし、男性はジョーを見つけることができませんでした。
それから数週間後。
ずっとジョーを探し続けていた男性は、ある日ジョーの姿を家の庭で見つけました！ ジョーが帰ってきたことが嬉しくて、男性は声を出して喜んだそうです。
しかし、帰ってきたジョーは泥だらけでした。さらに他の野良猫とケンカしたのか、身体に傷を負っていたのです。男性はすぐにジョーを獣医さんのところへと連れて行きました。
「ジョーはとても強い猫ですが、歳をとり、体力も衰え、昔のように他の猫と戦えなくなってしまったようだ」と男性は言いました。そして、「これからはゆっくりと余生を過ごしてもらいたい」と考えた男性は、ジョーを家族に迎えることにしたのです。
そして、ジョーが家の中で暮し始めてから3年が経ちました。ジョーは今も安全な家の中で、男性にたっぷりと愛情を注がれながら、幸せな日々を送っているそうです♪
This post was published on 2018/02/09