ポーランドのブィドゴシュチュにある動物病院に黒猫の看護師がいます。名前は『ラデメネス』。ラデメネスは毎日、病気や怪我で苦しむ動物達に寄り添いながら、献身的な看護を続けているのです。
出典:tvn24.pl
野良猫だったラデメネスが最初に動物病院に来たのは患者としてでした。病院に運ばれてきた時には呼吸器感染症のため、すでに瀕死の状態だったそうです。
ラデメネスの状態を確認した獣医さんは、症状があまりにも重かったため、ラデメネスの命を諦め、楽にさせてあげようとも考えたそうです。
しかし、ラデメネスはスタッフ達の献身的な看病で、奇跡的に生還しました。
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元気になったラデメネスは、動物病院に運ばれてくる動物達を自ら看護するようになりました。ラデメネスは常に弱った動物達を気遣い、優しく寝かしつけ、身の回りの世話をするようになったのです。
もしかするとラデメネスは、自分の苦しかった時期と弱った動物達の苦しみを重ね合わせているのかもしれません。そして、苦しかった時にしてもらった看護を、今度は自分が動物達にしてあげているかもしれません。
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特にラデメネスは症状の重い動物達へは熱心に看護を行います。どうやらラデメネスは、自分がやらなければいけないことをしっかりと分かっているようです。
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献身的な看護はラデメネスが起きている間中続きます。ラデメネスの心の中には、1つでも多くの命を救いたいという強い想いがあるのかもしれません。
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そんなラデメネスの優しい気持ちは、きっと動物達の心にも伝わっていることでしょう。そして、たくさんの愛情を受け取った動物達は、ラデメネスの看護に心から感謝していることでしょう。
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これからも先もラデメネスの看護は続いていきます。さらに多くの動物達がラデメネスに救われ、再び幸せな生活を取り戻していくことでしょう。
This post was published on 2017/09/07