『引き取り手のいない猫』を探しに行った女性。保護施設内を歩いていると、1匹の猫が猛アピールしてきて… (7枚)

今から3年前、ドイツのベルリンに住むドミニク・ワイザーさんは、『障がいのために引き取り手のいない猫』を迎えようと、地元の保護施設に向かいました。そして、ドミニクさんが施設に着くとすぐに、障がいのある猫についてスタッフに尋ねました。

「私は保護施設を訪ねる少し前に、猫が飼い主を選ぶという言葉を知りました。そして、私がスタッフと一緒に施設内を歩いていると、愛らしいトラ猫が近づいてきて、頭をケージのガラスにぶつけてきたのです。その猫は私の注意を引こうとしているようでした」とドミニクさんは言いました。

ドミニクさんが猫のゲージに近づくと、今度はガラスに身体を擦りつけてきました。そしてスタッフがケージの扉を開けた瞬間、猫はドミニクさんの膝の上に飛び乗って、大きな音で喉を鳴らし始めたのです。

さらに猫はドミニクさんの手を嬉しそうに舐めました。それはまるで「私を一緒に連れていって」と言っているようでした。

猫は『ヌードル』という名前で、4か月前にスタッフが路上で保護した猫だそうです。

ヌードルは約10歳で、左肩の関節症に苦しんでいました。そのためヌードルは、これから先もずっと毎日薬を飲む必要があったのです。

「私はヌードルが高齢で健康に問題があっても、全く気になりませんでした。私は彼に会った瞬間、家に連れて帰ろうと決めていました。」

「私はヌードルのような猫が家を見つけるのは、とても難しいことだと知っていました。そして私はそんな猫達に、最高の人生を送らせたいと強く思っていました。そのため私は1秒でも早く、彼をケージから出してあげたいと思いました。」

そして3年後。
ヌードルはドミニクさんの家で13歳の誕生日を迎えました!

ヌードルは家に来た直後から、日に日に遊び好きの猫に変わっていきました。ヌードルの心の中は今でも、子猫のように元気いっぱいなのです♪

「ヌードルは抱きしめられることが大好きで、私のそばを離れようとしません。彼は毎晩、私と一緒に布団に入って、私の腕の中で眠りにつきます。」

「あの日、ヌードルが私を選んでくれたことに、心から感謝しています。私はもう彼のいない人生を想像することができません。」

こちらは愛らしいヌードルの姿です。 (動画)

こうして年齢を重ね、健康に問題を抱えていたヌードルは、優しいドミニクさんのおかげで第二の人生を歩むことができました。無事に13歳の誕生日を迎えたヌードルは、これからもドミニクさんの愛情を感じながら、いつまでも幸せな日々を送っていくことでしょう(*´ω`*)

This post was published on 2017/08/13