猫の『ブーツ』は産まれてからずっと、同じ飼い主さんの元で暮らしてきましたが、飼い主さんの年齢などで育てることが難しくなり、地元の保護施設『MSPCA』に引き渡されました。
ブーツは18歳(人間年齢88歳)の老猫だったため、引き取り手がなかなか現れませんでしたが、施設のスタッフ達は決して諦めませんでした。
そんなある日のこと、獣医をしているカーラ・サイファートさんが施設を訪れました。カーラさんは保護動物を引き取るつもりはなかったのですが、ブーツの姿を見て一目惚れしてしまったそうです。
「ブーツは私のそばに来て喉を鳴らし始めました。そんな彼の姿に私の心は惹かれました。私は彼の年齢のことは全く気になりませんでした」とカーラさんは話しました。
ブーツをこのままにしておくことができなかったカーラさんは、その日のうちにブーツを家族に迎えることを決めました。
新しい家に着いたブーツは、カーラさんの夫と先住犬に挨拶をしました。そして、翌日にはすっかり先住犬と仲良くなって、一緒のベッドで眠るようになったのです♪
家にすっかり馴染んだブーツは、1日のほとんどの時間を寝て過ごすようになりました。カーラさんはその幸せそうな姿を見ながら、いつも心が温かくなっているそうです。
「ブーツは本当に素晴らしい猫で、彼を家族に迎えられてとても幸せです。彼は18歳と高齢ですが、年齢を感じさせないくらい元気いっぱいです」とカーラさんは嬉しそうに話してくれました。
こうして保護施設に引き渡されたブーツは、新しい家で第2の人生をスタートさせました。ブーツはすぐに家に溶け込み、まるで昔からずっと一緒にいるかのように、完全に家族の一員になったのです。
ブーツがあとどれくらい生きられるかは分かりませんが、最期を迎える瞬間まで、大好きな家族と共に温かい毎日を過ごしていくことでしょう(*´ω`*)
出典:MSPCA/lovemeow
This post was published on 2018/09/19