盲目の保護猫を家に迎えたいと強く願った少女。猫への想いを描いた絵が、家族みんなの心を動かす (7枚)

ある日、8歳の少女ブリッタ・バーガソンちゃんが、保護施設『アリゾナ愛護協会』のサイトで、里親を募集している1歳の猫「ジャスティス」の写真を発見しました。

野良猫だったジャスティンは、両目に怪我を負っていて、全く見えなくなっていました。獣医さんの元で手術が行われた後、施設のスタッフはジャスティンの里親を募集するために写真をサイトに掲載したのです。

ブリッタちゃんが写真を見た後、ジャスティンの話を家族にしました。そして、ジャスティンは私の猫だと言ってきたのです。

ブリッタちゃんはジャスティンを家に迎えるために、家族を説得することにしました。ブリッタちゃんは鉛筆と紙を持ってきて、ジャスティンと一緒に暮らす夢を描いたのです。

そして、この絵がいつか実現することを強く望みました。

絵にはブリッタちゃんの腕の中で、ジャスティンが喉を鳴らす姿が描かれていました。また、ブリッタちゃんがジャスティンに「あなたが好き」と伝えると、ジャスティンは嬉しそうに彼女の足にすり寄り、幸せそうにニャーニャーと鳴きながら、愛情を返す姿が描かれていたのです。

ブリッタちゃんはとても動物好きで、特に困っている動物達への愛情が強いそうです。ブリッタちゃんはジャスティンを一目で好きになり、一緒に暮らしたいと思うようになったのです。そんなブリッタちゃんの強い想いは、家族の心を動かしました。

そして、今から2週間前。家族はブリッタちゃんを連れて、保護施設を訪れたのです。

施設のスタッフがブリッタちゃんの元にジャスティンを連れて来た時、彼女は涙を抑えることができませんでした。ブリッタちゃんはジャスティンに出会えたことに興奮し、温かい抱擁でジャスティンをしっかりと抱きしめたのです。

ジャスティンは愛されていることを感じ、喉を鳴らしながらすり寄ってきました。

その後、ジャスティンは『ラッキー』と改名されました。

ブリッタちゃんのお母さんは言いました。「私達が車で自宅に戻っている時、ブリッタは名前を変えると言ってきました。そして、『この出会いは、私達にとっても、この子にとっても、とても幸運なことだと思う』とブリッタは話しました。」

ラッキーが新しい家に来て以来、ふたりは最高と友達になり、いつも一緒に過ごすようになりました。

「ラッキーは最初の2日間は、ブリッタの部屋の猫用のベッドで過ごしていました。3日目には家の中の探索を始めて、今では家の中の全てを知っています。ラッキーはこれまで一緒に暮らしてきた猫の中で、一番愛らしい猫です。」

ラッキーの目が見えないことは、ブリッタちゃんにとって重要なことではありません。ブリッタちゃんはラッキーを初めて見た時から、ラッキーが幸せになることを心から願っていたのです。

そして、その願いは家族のおかげで実現しました。

ラッキーはこれから先、家族にたくさんの愛情を注がれて、いつまでも幸せを感じながら生きていくことでしょう。

出典:azhumane.org

This post was published on 2017/04/10