先週、保護団体『テイルズ・ハイ』のスタッフの女性が、閉館直前の保護施設を訪れました。女性は母猫とその子供達を引き取りに行ったのですが、そこで保護施設のスタッフ達に「子猫をもうひとり引き取ってもらうことはできないか」と尋ねられました。
その時すでに保護団体の施設ではたくさんの動物達が世話をされていて、これ以上引き取ることは難しい状況でした。しかし、女性はどうしても子猫をその場に残していくことができませんでした。
その話を聞いた養育ボランティアのケイシーさんは、『ソリロキー』と名付けられた5週齢の子猫を自宅で世話することに決めました。ソリロキーは非常に痩せ細っていて、平均体重の半分にも満たず、すぐに手当が必要な傷が体中にありました。
出典:tailshigh
ケイシーさんは回復が困難な保護子猫を養育することで知られていて、他の人がどう助けてよいか分からない子猫をこれまでに何匹も救ってきました。
ソリロキーがどれだけ困難な状況の中で命をつないできたのかは誰にも分かりませんが、ケイシーさんはソリロキーが自分の人生を諦めていないことを知っていました。
そして獣医さんとケイシーさんによる治療が始まると、少しずつソリロキーの体重が増えていって、1週間後には誰も想像できなかったほどのふっくらとした体になりました。その間にソリロキーは足の使い方を学んで、身の回りを探索できるようになりました。
出典:tailshigh
「ソリロキーはまるで自分が走ることやジャンプすることを発明したと思っているかのように、エネルギー全開で動き回っています」とケイシーさんが言いました。
今ではすっかりケイシーさんの家の中はソリロキーの世界になっていて、同じ屋根の下で暮らしている猫達はみんな、ソリロキーの世界の中で暮らしています。
そんなソリロキーのことをずっと気に掛けていたのが、先住猫の内のひとりの『クララ・ボウ』でした。クララはソリロキーの成長をずっと保育器の外から見守っていて、ソリロキーが一緒に遊べるようになる日を辛抱強く待っていました。
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ソリロキーは随分と元気を取り戻しましたが、現在も両前足の感染症の治療を続けていて、診察結果を待っている間も、ケイシーさんはソリロキーの足の指の状態を注意深く観察していました。
「ソリロキーは両前足に深刻な感染症を発症していて、特に片方の足の指がひどく腫れていました。」
しかし、そんな状態でもソリロキーは動きを止めることはありませんでした。少し前までは4本の足で立ち上がることもできなかったソリロキーですが、今では部屋の中を隅々まで歩き回っているのです。
またソリロキーはプロレスごっこなどもしていて、遊び疲れるとすぐに眠りに落ちていきます。ソリロキーは休息も含めて、何事にも全力で取り組んでいるのです。
出典:tailshigh
ケイシーさんはこの先ソリロキーが十分な年齢になり、完全に体が回復したら里子に出す準備を始める予定です。それまでソリロキーは治療に励みながら、猫として生きていくために必要なことをたくさん学んでいくことでしょう。
出典:tailshigh
こうして保護された時は非常に体が小さく、命をつなぐことができるかどうかも分からなかったソリロキーは、ケイシーさん達の愛情でここまで来ることができました。今では自分の倍の大きさの子猫達と格闘したり、優しい先住猫達に甘えたりしながら、幸せな未来に向かって歩み続けているのです。
出典:tailshigh/lovemeow
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