まるで母親のように不安症の男の子を心配する猫。男の子の不安を解消するため、毎日学校まで送り届ける (3枚)

ウィリアム・ダットン君が初めて学校に登校する日のこと、ウィリアム君は極度の不安に襲われ、靴を履けないほどひどい状態に陥りました。そして、その日以来、ウィリアム君は不安発作に苦しむようになったのです。

いつ発作が起こるか分からない状態だったため、ウィリアム君はいつもお母さんと一緒に学校に登校するようになりました。

毎日ウィリアム君に靴を履かせていたお母さんでしたが、ある日ウィリアム君の様子がいつもと違うことに気づきました。ウィリアム君の隣には愛猫の『ミリー』が寄り添っていて、「心配しないで、私がついているから」と言っているかのように、じっと見つめてきたのです。

「私はその時、ウィリアムから恐怖が消え去っていくのを感じました」とお母さんは言いました。

ミリーのサポートはそれだけではありませんでした。再びウィリアム君に不安が戻らないように、ウィリアム君とお母さんの登校に同行するようになったのです。

ミリーはいつも2人と一緒に、13分ほどかけて学校まで歩いていきます。

さらに驚くことに、ミリーはウィリアム君の帰宅時間も感じ取ることができるようで、その時間が近づいて来ると、お母さんと一緒にウィリアム君を校門の前まで迎えにいくそうです。

そんなミリーの姿を毎日見ているお母さんは「ウィリアムとミリーには特別な絆があります」と言います。ミリーはウィリアム君がお母さんのお腹にいる時からずっと、ウィリアム君のことを見守ってきたのです。

どうやらミリーはウィリアム君のもう一人のお母さんのようです。

ミリーが学校へ同行する様子はこちら。

ウィリアム君を想うミリーの姿に、心が温かくなりますね(*´ェ`*)

This post was published on 2017/08/25