末期ガンの少女が最期に望んだ猫との生活。心優しい少女が、亡くなる前に家族に託した想いとは… (5枚)

「人々が動物達のことをまるで天使のように言うことがありますが、私はエリザがカイリーと出会うまで、その意味を理解できませんでした」と、カイリーの母親ロビン・マイヤーズさんが言いました。

カイリーは幼くしてガンを患った女の子です。長い間、病院で治療を続けて来たカイリーは、最期の時を過ごすために自宅へと戻って来たのです。

家に着いたカイリーは、猫と一緒に過ごしたいと両親に頼みました。そこで両親は地元の保護施設『Angels Among Us Pet Rescue』に事情を説明し、子猫のエリザを一時的に預かってきたのです。

エリザと初めて会ったカイリーは、満面の笑みを浮かべました。その幸せそうな笑顔は、静まり返った家を明るく照らしたのです。

一方、家に来たばかりのエリザは、カイリーが病気であることが分かっているようでした。エリザはすぐにカイリーの腕の中で丸くなると、それから2日半の間、ほとんど離れることなくカイリーに寄り添い続けたのです。

途中、カイリーが薬を飲む時間だけは、カイリーの兄弟達がエリザと一緒に遊ぼうとしました。しかし、エリザはカイリーを抱きしめるために、すぐにベッドの上に戻ったそうです。

「エリザはカイリーを愛することに、全ての力を注いでいました。それはカイリーの心に安らぎを与えてくれました。ふたりが寄り添う姿は、本当に美しいものでした」とロビンさんは言いました。

カイリーは自分の最期を感じながら、愛する家族とエリザのためにあることを考えていました。それはエリザを正式な家族として迎えてあげることでした。そして、カイリーは「私がいなくなっても、ずっとエリザの面倒を見てあげてね」と家族に頼んだのです。

家族は、カイリーの最期の日に、そばにいてあげることがエリザの役目だと思っていました。しかし、それだけがエリザの使命ではなかったのです。

カイリーが亡くなった後、エリザは家族に何が必要かが分かっていました。愛情深いエリザは、カイリーにしてあげたように、泣き続けるロビンさんの腕の中で丸くなり、喉を鳴らし続けたのです。

「カイリーは私達に、エリザを世話して欲しいと伝えてきました。でも本当は、私の悲しみを癒すために、エリザを残していったのかもしれません。」

ロビンさんはエリザに心を癒され、徐々にカイリーとの別れを受け入れていきました。そして悲しみに暮れていた家族に、少しずつ笑顔が戻っていったのです。

こうして家族は、カイリーが残していったエルザのおかげで、再び前を向いて歩き始めることができました。きっと天国にいるカイリーも、家族の笑顔を見ながら、嬉しそうに微笑んでいることでしょう。

出典:facebook.com / youtube.com

This post was published on 2017/02/09