21歳で捨てられた腎不全の老猫。1年後の幸せそうな姿に胸が熱くなる (9枚)

21歳の老猫『ティガー』は、動物病院の前に捨てられていました。動物病院に勤務していたアドリアンヌさんは、ティガーのことを可哀想に思い、同居するボーイフレンドにティガーのことを相談してみました。そして2人は、家で飼っている6歳の猫『スチュアート』にピッタリの友達になると考え、家族に迎え入れることにしたのです。

ティガーとの出会いについての詳細は『見捨てられた腎不全の老猫。新しい飼い主さんと ”ある事” を実行していく姿に胸を打たれる』をご覧ください。

ティガーは腎臓がほとんど機能していなかったため、アドリアンヌさんの家に着いた時はとても痩せていました。しかし、病院から処方された薬と適切な食事で、体重が徐々に増えていったのです。

しばらくすると、ティガーにゴルフボールくらいの大きさの腫瘍を発見しましたが、年齢などの理由で腫瘍を取り除くことができませんでした。ティガーの命が長くないこと知ったアドリアンヌさんは、ティガーが喜んでくれることを、次々と実行していくことに決めたのです。

それから1年。
ティガーは11月19日に、22歳になりました!

アドリアンヌさん達は鶏肉がトッピングされた猫用のケーキで、ティガーの誕生日を祝いました。食欲旺盛なティガーはケーキを美味しそうに食べたそうです。

甘えん坊なティガーは、アドリアンヌさんの腕に抱きつくのが大好きで、アドリアヌスさんがテレビを見ている時は、いつも腕をギュッとしているそうです。

ちょうど1年前の感謝祭の日(11月の第4木曜日)に、アドリアンヌさんはティガーと一緒に海岸で日光浴を楽しみました。2回目の今年は、家族みんなでのんびりと過ごしたそうです。

アドリアンヌさんは1年前に「ティガーが最期を迎える日までにやること」のリストを作成し、1年間で様々なことを実行してきました。その中でもティガーのお気に入りだったのが、海岸での日光浴でした。

海岸では様々な人との出会いがありました。人間好きのティガーは、海岸で遊んでくれた人達に、たっぷりをお礼をしたそうです。

ティガーは、Facebookページを通じて、多くのファンから素敵な贈り物を受け取りました。こちらはオーストラリアのファンからもらったカモノハシのヌイグルミです。ティガーはこのヌイグルミが気に入っていて、いつも抱きしめながら眠っているそうです。

でも一番の抱擁相手は、やっぱり人間のお母さんです。ティガーは自分のベッドで眠るよりも、温かいアドリアンヌさんの腕の中で眠る方が好きなのです。

「私達は、年老いた猫と誕生日を迎えたような気がしません。ティガーは驚くほど甘く、陽気で、愛情の塊です」とアドリアンヌさんは言います。そして、「ティガーを家族に迎えたのは、今までで最高の選択の1つです」と付け加えました。

こちらは人間のお父さんが出張から帰ったときの様子です。

Someone missed daddy when he left town…. he will paw you until you love him. Man. Cat. Love.

Tigger's Story- The 22 yr. Old Cat & His Bucket Listさんの投稿 2016年5月20日

ティガーの愛らしい姿から、どれほど家族のことを想っているかが伝わってきますね。

こうして21歳で新しい人生が始まったティガーは、幸せな1年間を過ごしてきました。優しい家族に迎えられたティガーは、もしかすると1年前よりも若返っているかもしれませんね。

まだまだ元気いっぱいのティガーは、これからも最愛の家族と一緒に、幸せな毎日を送っていくことでしょう♪

出典:facebook.com

This post was published on 2016/11/26