ある日、アメリカのカリフォルニア州のソノマに住む女性が、自宅の壁の中から聞こえてくる子猫の声に気づきました。優しい女性は子猫を救うために、迷うこと無く壁を切り抜きました。そして、壁の中から生後間もない子猫を救出したのです!
女性は保護した子猫の姿を見てビックリしました。何と子猫は多指症で、普通の猫よりも指の数が多かったのです!
女性は子猫を連れて地元の救助グループ『ペットライフライン』を訪ねました。しかし、遅い時間だったため、オフィスが閉まっていたのです。
困った女性は地元のペット用品店『ペット・フード・エクスプレス・ソノマ』に子猫を連れて行きました。そして、店長のボビーさんに事情を説明すると、快く子猫の養育を引き受けてくれたのです。子猫はその後、『ウォーリー』と名づけられました。
子猫の養育先が見つかってホッとした女性でしたが、2週間後に驚くことが起きました! なんと自宅のガレージの中で、ウォーリーの兄弟達を見つけたのです!
兄弟達も多指症で、ウォーリーと同様に指の数が多い子猫でした。
女性は近くに母猫がいるかもしれないと思い、家の周りを探してみましたが見つかりませんでした。そのため女性は子猫達を保護すると、ペットライフラインに連れて行ったのです。そして、再び家に戻ると母猫を探し始めました。
そして翌日。女性はついに母猫を見つけました! さっそく女性が母猫の指を確認してみると、子猫達と同じ多指症だったのです。
女性は母猫を子猫達の待つペットライフラインに連れて行きました。そして、母猫と子猫達はついに再会を果たしたのです!
母猫はとても動揺していましたが、子猫達に再会すると落ち着きを取り戻しました。母猫は野良猫生活が長かったため人間を警戒していましたが、子猫達にはたっぷりと愛情を注いだのです。
現在、優しい母猫の子育てで子猫達はすくすくと成長しています。子猫達がもう少し大きくなったら、里親探しが始まるそうです。
一方、ペット用品店に引き取られたウォーリーも、ものすごい勢いで成長しています。元気いっぱいのウォーリーは、休むこと無くオモチャで遊んでいるそうです♪
そんなヤンチャ盛りのウォーリーは、ペット用品店の公式な猫になりました。その愛らしい姿はお客さんに大人気で、たくさんの笑顔をプレゼントしているそうです♪
多指症の猫は「幸福を呼ぶ猫」と言われています。きっとウォーリーのお母さんや兄弟達も、迎えてくれた家族にたくさんの幸せを届けてくれることでしょう♪
This post was published on 2016/10/18