イタリアの中部を襲った地震から32日目のこと。甚大な被害を受けたリオ・サン・ロレンツォの村で奇跡が起こりました。なんと瓦礫の下に閉じ込められていた猫が救出されたのです!
こちらが奇跡の猫『ロコ』です。
イタリアの中部では地震の後に200匹以上の動物達が助け出されましたが、地震発生から1ヶ月が経ち、生存している動物はもういないと思われていました。
しかし、32日目にロコは発見されたのです。1ヶ月以上の間、ロコは瓦礫の隙間に挟まりながら、助けが来るのをじっと待っていたのです。
その日は朝から消防士達による瓦礫の撤去作業が行われていました。しばらく作業を続けていた消防士達でしたが、潰れた家屋の中から微かに猫の声が聞こえてくることに気づいたのです! その声を聞いた消防士達は、自分の耳を疑いました。
その後、消防士達によって救出されたロコは脱水症状になっていましたが、奇跡的に怪我はありませんでした。
消防士達はすぐに猫の飼い主さんを見つけました。消防士達が瓦礫を撤去している間、家の住人がその様子を見ていたのです。
消防士達がロコを救い出し、飼い主さんのところへ連れて行くと、飼い主さんの喜びが爆発しました!
その後、すぐに獣医さんのところに運ばれました。ロコは非常に疲れていましたが、助け出されたことに安心したようで、とても嬉しそうにしていたそうです。
こちらは治療を終えて、家族のところへ戻ったロコの様子です。
Cristiana Grazianiさんの投稿 2016年9月25日
32日間もの間、真っ暗な瓦礫の中から出ることができず、どれほど辛かったことでしょう。無事に飼い主さんと再会できて本当に良かった!
住み慣れた家は無くなってしまいましたが、以前のように大好きな飼い主さんにたっぷりと甘えて、幸せな日々を送っていって欲しいですね。
This post was published on 2016/09/27