ある日、地元のテレビ局で働く女性(specklemuffins)が会社へ行くために家を出ると、車の下で3匹の子猫を見つけました。

その日は猛烈な雨が降っていたため、生まれたばかりの子猫達は全身がズブ濡れでした。さらに、道路が冠水し始めていたため「このままでは死んでしまう」と感じた女性は、子猫達をすぐに保護したのです。そしてしばらくの間、母猫が現れないかと待っていた女性ですが、結局母親は現れませんでした。

その後も雨は降り続き、夕方頃には女性の住むアパートの周辺は、腰の深さまで水が溜まっていたそうです。もし女性が子猫達を助けていなかったら、確実に子猫達の命は奪われていたことでしょう。

子猫達を無事に保護した女性ですが、日中は仕事があるため、子猫達を自宅で育てることができませんでした。そこで地元の保護施設へと連絡し、子猫達を引き取ってもらうことにしたのです。

しかし、大雨の影響で既に多くの動物達が運び込まれていて、施設はいっぱいになっていました。どうしようかと悩んだ女性は、保護した子猫達を自分で育てることにしたのです。

まだ幼い子猫達には、2時間おきにミルクを飲ませる必要がありました。そこで女性は、テレビ局のニュース編集室に子猫達を連れて行きました。そして同僚達にも協力してもらいながら、子猫達にミルクを飲ませてあげたのです。

3匹の可愛い姿は、ニュース編集室のスタッフ全員をとりこにしました。すっかり心を奪われたスタッフ達は、喜んで子猫達の世話に協力してくれたそうです。

子猫達は人間以外からもたくさんの愛情を注がれました。それは女性の家に住んでいる2匹の先住犬です。先住犬達は一目で子猫達が気に入ったようで、進んで子育てを手伝ってくれたのです。

子猫達は今もご飯をモリモリ食べて、驚異的なスピードで成長しています。女性は子猫達の元気な姿を見るたびに、とても幸せを感じるそうです♪

こうしてズブ濡れの状態で見つかった子猫達は、女性や同僚達のおかげで命を繋ぐことができました。どうやら子猫達は命を救ってくれたお礼に、女性や同僚達にたくさんの幸せを届けてくれたようです♪

子猫達がもう少し成長したら里親さんのところへと旅立っていきますが、きっと新しい家でも愛情をたっぷりと注がれて幸せに暮していくことでしょう。

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