ある日のこと、いつも自宅の庭に来る野良猫に、住人の女性はご飯を食べさせてあげました。野良猫は優しい女性のことが気に入ったようで、その日以来、女性の家のポーチに住み着いたのです。
それから少し経ったある日のこと、女性はあることに気づきました。なんと野良猫のお腹が日に日に大きくなっていたのです!
野良猫が妊娠していることに気づいたのは、一年で一番寒い時期でした。この寒さの中で出産するのは大変だろうと思った女性は、動物保護団体『ヒア・キティ・キティ・レスキュー』へと連絡したのです。
その後、保護団体の施設に入った野良猫は『ロティ』と名づけられました。そして、無事に7匹の子猫を出産したのです!
生まれた赤ちゃんのうち4匹は、シッポがありませんでした。マンクスという種類の猫だったのです。
こちらがマンクスの子猫達です。
ロティはとても愛情深い母猫で、子猫達をいつも温かく見守り、様々なことを教えてあげました。
ロティお母さんのおかげで子猫達はあっという間に成長し、里親さんのところへ行けるくらいになりました。幸いなことに全ての子猫達の里親さんはすぐに見つかったそうです。ロティと1匹の子猫はそのまま施設で暮すことになり、他の6匹の子猫はそれぞれの里親さんのところに引き取られることになりました。
こちらが里親さんのところに旅立つ前の子猫達の姿です。
子猫達を立派に育て上げたロティですが、どうやら保護施設での暮らしが気に入ったようで、すっかり野生を失い、ポッチャリ猫になってしまいました♪
こうしてロティは、庭で世話をしてくれた女性のおかげで、温かく安全な場所で子猫達を生むことができました。今は施設に残った1匹の子猫といっしょに、まったり生活を満喫しているようです。幸せそうに暮らすロティの姿に、心が温かくなりますね♪
出典:facebook.com
This post was published on 2016/08/05