ある日のこと、動物保護施設『キティ・アドベンチャー・レスキューリーグ』の近くのガレージで猫が見つかりました。その猫はとてもやせ細っていてガリガリだったのです。発見者から連絡を受けた保護施設スタッフのカリンさんは、すぐに現場へと向かい、無事に猫を保護しました。
猫は『ウォレス』と名づけられました。
カリンさんの話では、ウォレスは以前どこかの家で飼われていた時期があるそうです。でも、捨てられてしまったのか、家を脱走してしまったのかは分かりませんが、現在は外で暮していたのです。カリンさんは獣医さんにマイクロチップがないかを調べてもらいましたが、見つかりませんでした。
獣医さんの話では、ウォレスの年齢は8~10歳だそうです。しかし、体重は2.3kg(5.1ポンド)しかありませんでした。健康な猫の体重の半分くらいしかなかったのです。
動物病院の診察室に来たウォレスは、ゴロゴロと喉を鳴らして微笑んでいました。どうやら人懐っこい性格のようで、人間にかまってもらうのが大好きなようです。
ウォレスはご飯が食べられることがとても嬉しいようで、食事の間中、ずっと喉を鳴らしながら食べているそうです。
カリンさんはウォレスを自宅に引き取ることにしました。カリンさんの家には老猫の『オズワルド』が暮しているのですが、ふたりはとても上手く行っているそうです。
オズワルドを詳しく知りたい方は『悲しい最期を迎えようとしていた20歳の老猫。温かい家に迎えられて幸せいっぱいに!』をご覧ください。
すっかり意気投合したウォレスとオズワルドは、いつもいっしょのベッドで眠っているそうです。
新しい家で暮し始めたウォレスは体重もじょじょに増えてきて、会う度に元気になっているそうです。
ウォレスは窓辺にあるベッドが、お気に入りの場所になりました。毎日、暖かい日光を浴びながら、幸せな時間を過ごしているそうです。
こうしてガリガリの状態から、少しずつ元気を取り戻してきましたウォレス。優しいカリンさんやオズワルドと暮せて本当に嬉しそう♪ これからはご飯をお腹いっぱい食べて、幸せな毎日を送っていって欲しいですね。
出典:facebook.com
This post was published on 2016/07/20