今から約半年前の日曜日の夜。フランチェスコさんは、家の外から聞こえてくる猫の鳴き声に気づきました。どうしたのかと家の外に出ると、そこには独りぼっちで鳴いている幼い子猫がいたのです。
人間の気配に気づいた子猫は止まっている車の下に隠れました。フランチェスコさんは子猫を保護しようと考えたのですが、すでに日が沈んでいたため辺りは真っ暗だったのです。
しかし、フランチェスコさんは子猫の保護を諦めきれませんでした。しばらくの間、真っ暗な路上で子猫を追い続け、ついに子猫を保護することに成功したのです。
そして、手の中の子猫の姿を見たフランチェスコさんは、一瞬でハートを撃ち抜かれました!
それからしばらくの間、子猫の母親を探したフランチェスコさんでしたが、結局見つけることはできませんでした。
家に帰ったフランチェスコさんは保護した子猫を抱きかかえました。すると子猫は肩の上に登ってきて丸くなり、ゴロゴロと喉を鳴らし始めたのです。フランチェスコさんはその瞬間「この子のお父さんになろう!」と決めたそうです。
子猫は『ネモ』と名づけられました。
保護した日からネモは、フランチェスコさんにしがみついて離れなくなりました。フランチェスコさんが椅子に座ると、すぐにネモがやって来て膝の上で昼寝を始めるのです。
それから数ヶ月経っても、ふたりの関係は変わりません。
実は、フランチェスコさんは昔から犬を飼いたいと思っていたのですが、ネモとの出会いで完全に『猫派』になってしまったそうです♪
こちらはネモの子猫時代の動画です。
可愛い声で鳴くネモをご覧ください♪
こうしてネモは、フランチェスコさんに出会って運命が変わりました。そしてフランチェスコさんも、ネモに出会って運命が変わったのです。どうやらネモとフランチェスコさんは、お互いに最高の道を歩んでいるようです! これからもふたりは、その幸せな道を歩き続けることでしょう♪
出典:FRANCESCO AND NEMORINO
This post was published on 2016/07/20